DIYのオイル交換を安全に行うためのアイテム
愛車を長持ちさせる秘訣は、適切なメンテナンスにあります。
中でも、エンジンオイルの交換は、車の健康を保つ上で非常に重要です。
今回は自宅でオイル交換を安全に行うための便利なアイテムを紹介いたします。
最もポピュラーな下抜きによるオイル交換アイテムを取り上げますが、車両によって違いが出る場合がありますのでサービスマニュアルなど参照してアイテム探しをしてください。
目次
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エンジンオイルの役割とは?
エンジンオイルは、エンジン内の摩擦を減少させ、清潔に保ち、適切な温度を維持する重要な役割を果たします。
時間と共にオイルは劣化し、これらの機能を失います。
定期的なオイル交換は、エンジンの効率を最大限に保ち、寿命を延ばすために欠かせません。
オイル交換の上抜き、下抜きとは?
上抜き
オイルチェンジャーのホースをオイルレベルゲージに入れてオイルを抜き出すオイル交換方法です。ジャッキアップが不要で、ドレンボルトの閉め忘れがおきないことがメリットですが、専用ツールが必要になります。
出典写真:amazon.co.jp
下抜き
今回ご紹介するオイル交換方法が下抜きです。自然落下による廃油方式のため、専用ツールが必要ありません。また、オイルフィルター交換については車の下に潜る必要があるため、下抜き方法を覚えておくと良いでしょう。
オイル交換(下抜き)をする際に用意するものは?
オイル&フィルター&パッキン
新しいエンジンオイル、フィルター交換も一緒にする場合は新品のオイルフィルターのほか、新しいオイルパッキンを用意しましょう。
フロアジャッキ&スタンド
ジャッキで車両を浮かせ、スタンドに車両を乗せて安定させましょう。エンジンが前側にある場合は前方を浮かせて作業します。
レンチ
ドレンボルトを緩める、締めるためのレンチ。14mm〜17mmボルトが多いようですが、車種に合わせて適したサイズや工具を選びましょう。
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フィルターレンチ
オイルフィルターを交換する際に必要になるのがフィルターレンチです。車種によってサイズが異なるため写真のようなカップ型の場合、適したサイズを揃える必要があります。
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トルクレンチ
ドレンボルトを適正トルクで締め付ける際にはトルクが測れるレンチを使用しましょう。締付トルクは整備手帳などでご確認下さい。
オイルパン
古いエンジンオイルを溜めるために使用する受け皿です。車両によってオイル量が違いますのでオイルパンの容量に気をつけて選ぶ必要があります。
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オイルジョッキ
新しいオイルを注入する際に使用するオイルジョッキです。メモリ付きで正しいオイル量を測り、注ぎやすいタイプを選びましょう。
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カースロープ
ジャッキスタンドよりも簡単なカースロープもおすすめです。車重や高さにあったカースロープを選びましょう。
フロアジャッキ
カースロープがなければ、フロアジャッキでリフトアップし、リジットラック(うま)で車両を支えましょう。
リジットラック
フロアジャッキだけでは、下に潜る作業は不安定なため危険です。そのため、リジットラック(うま)を使うことが必要です。
ドレンボルトの場所
オイルを下抜きするためのドレンボルトの場所は車種によりさまざまです。
カバーを外さないと出てこない車種も多くありますので、メンテナンスノートやディーラーに聞いておくと良いでしょう。
オイル交換をする際にあったら便利なアイテム
廃油処理ボックス
古いエンジンオイルを簡単に廃棄できるパックです。可燃込みで処理ができ、オイルパンの役割もあるため便利です。
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マグネットオイルドレンツール
下からオイルを抜く際にドレンボルトを緩めますが、緩めた瞬間に熱い廃油が勢いよく飛び出すため、ある程度緩めてからはこのツールがとても便利です。
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ジョウゴ
エンジン上部のオイルフィラー部は注ぎ口が小さいため、新しいオイルが溢れてしまうことがあるため、ジョウゴがあれば便利です。
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タイヤストッパー
タイヤストッパー
ジャッキスタンドやカースロープで車両を浮かせた際も、地面に設置したタイヤが他にある場合はタイヤストッパーがあるとより安全に作業ができます。
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オイルパン
ハゼットの6リットルの容量を持つオイル収集トレイ。廃油量により適した大きさのトレイを選びましょう。
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