脱出ハンマーで窓ガラスを割る
もしも、事故や水害で車のドアが開かなくなってしまった時、みなさんは脱出の際に窓ガラスを割ることができますか?
拳でも足でもなかなか割ることのできない窓ガラスを簡単に割ることができるのが緊急脱出用ハンマーです。
この記事では編集部がおすすめする緊急脱出用ハンマーをご紹介いたします。
目次
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編集部おすすめ、緊急脱出ハンマー8選
ドイツGS認証検査合格
①エマーソンハンマー
ドイツGS規格認証。エマーソンの窓ガラス割&シートベルトカッター付ライフハンマー。
水没や車両事故で車内に閉じ込められた時に! これ1本で、緊急時のガラス破砕やシートベルトの切断が出来ます。
ハンマー部は超硬質タングステン合金使用
日本製 本体に説明書きがあり高齢者でも安心
②長谷川刃物 ハンマーDT-30-B
ハンマー本体に日本語表示があり、使用する場所に「ヨコマドワル」」「ベルトキル」という分かりやすいカタカナ表記があるおかげで、緊急時でも迷うことなく使用できます。
日本製ならではの品質、気配りがうれしい長谷川刃物のレスキューハンマーです。
圧倒的なコスパが魅力の2個セット!
③Amazonベーシック レスキューハンマー
Amazonベーシックの人気のレスキューハンマーです。
ウィンドウハンマーとシートベルトカッターを備えた2-in-1緊急脱出ツールの2点セットです。
硬質タングステン金属のダブルヘッドハンマーで車のドアや窓を素早く破壊し、鋭利な刃でシートベルトを簡単に切断することができます。
明るいオレンジ色のプラスチック製ハンドルはしっかりと握りやすく設計されており、沈む車、横転した車、衝突した車、または燃えた車からの脱出を支援します。
さらに、安全に保管できる保護ブラケットが付属しており、センターコンソールや運転席側のドアポケットに収納することが推奨されます。
安心のブランドで低価格の脱出ハンマーです!
④メルテック車載用 レスキューハンマー
60年以上続く国内カー用品メーカー「大自工業」のブランド「メルテック」
本体にはガラス割りハンマー&シートベルトを切る為のシートベルトカッターが付いています。
また、車内にもすっきりとおさまるコンパクト収納ホルダー付きなのもうれしいところ。
自動車メーカー7社が純正採用!
⑤緊急脱出・救出ツール レスキューマンIII
歴史ある丸愛産業株式会社の緊急脱出ツール「レスキューマンⅢ」
トヨタ自動車(レクサス含む)、日産自動車、ホンダアクセス 、三菱自動車、三菱ふそうトラック・バス 、ダイハツ工業、マツダなど自動車メーカー7社が純正採用しています。
平成9年 (財)全日本交通安全協会の推奨品
アルミ合金のタフなハンマー!
⑥セイワ 緊急脱出用 レスキューハンマー IMP170
セイワのレスキューハンマーIMP170の材質はボディー部がアルミ合金、ヘッド部がタングステン鋼でできており、とても丈夫なハンマーです。
しっかりとした重みは、ガラスを容易に破ることができます。
また、GSマーク認証を取得した安全性の高い製品です。
本体にはカッターが内蔵されており、緊急時にシートベルトを切断することができます。
USAブランドのおしゃれで高性能なハンマー
⑦STINGER 3-in-1 緊急脱出ハンマー
USAブランドのスティンガー
ハンマーを使用するために腕を振り回すスペースがない場合、バネ式のウィンドウパンチは素早く簡単に作動します。
もちろん、シートベルトカッターもついています。
おしゃれなデザインと確かな性能で、所有欲を満たしてくれる緊急脱出用ハンマーです。
持ち運べるキーホルダータイプなのに威力抜群
⑧GM [ ジーエム ] レスキューミー
狭いスペースや力がない高齢者には、サイドガラスに押し当てるだけで割れるハンマーもおすすめです。
さらに、脱出ハンマーを持ち運べるということは、友人の車や旅行などのタクシー内でも携帯することができるため、一つ持っておくだけで安心感が違います。
監修:鹿の角編集部
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冠水した道路での心構えをおさらい
台風や豪雨などの自然災害の多い日本では、道路が冠水する事態が多くあります。
もし車で避難中や移動中に冠水した道路に入ってしまう場合には事前に心構えが必要です。
とにかく、怪しいと思ったら進入しないこと
前の車が行ったからと続いてしまうより、怪しいと思ったら、まず安全を最優先に考えます。
水深や流れの速さによっては、車が制御不能になるリスクが高まりますので、自分や同乗者の命を守るために、冠水した道路への進入は避けるべきです。
ドアロックを解錠し、窓を開ける。
突然の増水などで一気に水嵩が増してしまった際は、ドアロックを解除し、万が一の脱出に備えます。
そして、流されそうな勢いを感じれば、すぐに窓を開けましょう。
車が水の中に沈みはじめると、水圧で窓やドアが開かなくなる恐れがあります。
そして、状況によりシートベルトは外してしまった方が良いでしょう。
車のマフラーに水が入ってくるほど、水位が上がったら、車は動かなくなります。そこからは、移動ではなく、脱出となりますので、すぐに行動を初めてください。
車内に水が入ってくる前にシートベルトを外してしまいましょう。特にお子さんと同乗の際は早めの対応が必要となります。
川や湖、ダムに落ちてしまった!
事故によって、川や湖、ダムや海に落ちてしまっても、車はすぐに沈まないと言われています。
JAFの行った実験でも6分程度沈まないケースも報告されています。シートベルトを外して、消防へ通報しながら、車からの脱出に備えて準備しましょう。
ドアも窓も開かない。こうなったら迷わない
もし窓もドアが開かなくなった場合、神様に祈る前に躊躇せずに窓を割ることをおすすめします。
このとき、車のフロントガラスは2重ガラスのため、ヒビを入れることができても割れません。
そのため、運転席や助手席などのサイドガラスを割る必要があります。ただし、よほどの達人でない限りは拳や蹴りでは割ることが難しく、ケガをする可能性もあります。
そのため、車内には緊急脱出用ハンマーを常備することが必要不可欠です。
緊急脱出用ハンマーは特殊な先端を持っており、ガラスを簡単に割ることができます。緊急時にはこのハンマーを使用して窓ガラスを破壊し、安全に脱出することができます。
緊急時には迅速に行動する必要がありますので、事前の準備が重要です。
フロントガラス
フロントガラス(車内前面)は強い衝撃を受けてもヒビが入るだけで割れません。
サイドガラス
運転席や助手席などサイドガラスを割りましょう。輸入車や一部の車輌では防犯ガラスなどのため割れにくいことがあります。
窓も割れないまま、完全に車が沈んでしまっても諦めないでください!
動ける限り窓ガラスの破壊を試みても、車内に水が侵入してしまい、閉じ込まれてしまっても諦めないでください。
進入した水のおかげで車内と車外の水圧の差がなくなりドアが開くかもしれません。そこからは、ドアロックを解錠し、もう一度、ドアを思い切って開けてみましょう。
車の外に出れたら、ゆっくりと水面に浮上し、安全な場所へ移動することを心がけてください。
ダイソーで売ってる緊急脱出用ハンマー
2013年、大創産業「自動車用窓ガラス緊急脱出ハンマー」がリコールされました。
その理由は「独立行政法人国民生活センターの商品テストにおいて、本来の機能を発揮しないことが判明したため」とあります。
万が一の際に必要になる商品は、価格はもちろん、安全性が大変重要になるため、信頼のおけるメーカー品を選ぶことをおすすめいたします。