タイヤワックスおすすめ|水性、油性の違いは?【2025年最新版】

更新日 2025年5月8日

ゴムの劣化を防ぐ、タイヤワックス

タイヤワックスは、タイヤ表面に保護膜を形成することで、紫外線やオゾンによる劣化、ひび割れ、汚れの付着を防ぎ、美しいツヤを与えるケミカル製品です。見た目の美しさを保つだけでなく、ゴムの寿命を延ばす重要な役割も果たします。

本記事では、水性・油性の違いや、特徴などをまとめながら、2025年最新のおすすめタイヤワックスをご紹介します。

水性 vs 油性タイヤワックス|違いと選び方

タイプ水性タイヤワックス
仕上がりマット〜セミグロスの自然なツヤ
持続力一般的な水性タイプはやや短め
環境・安全性◎(環境・タイヤに優しい)
おすすめ用途家庭用、日常的なカーケアに最適
タイプ油性タイヤワックス
仕上がり濡れたような深いツヤと光沢
持続力数ヶ月以上持続するタイプも多い
環境・安全性△(石油系溶剤使用で注意が必要)
おすすめ用途業務用や長期間のメンテナンスフリー

目次

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編集部おすすめタイヤワックス

水性でも長寿命のコーティング!

①SurLuster(シュアラスター) コーティングS-89

出典:amazon.co.jp

1947年、アメリカ・カリフォルニア州ロングビーチで創業者ジョセフ・ロビンソンによって誕生したシュアラスター(SurLuster)は、天然素材カルナバ蝋を主成分としたカーワックスの製造からスタートしました

シュアラスターの「タイヤコーティング+R(S-89)」は、タイヤ本来の自然な黒さを保持し、潤いのある艶・光沢を与える製品です。新開発の特殊変性シリコーンを使用し、耐久力は約6か月間とされています。この特殊変性シリコーンがタイヤに浸透定着し、劣化防止剤がにじみ出るのを抑えてタイヤを保護します。また、茶色に変色するのを防ぎ、長期間にわたり美しい状態を維持します。

製品は水性の乳液タイプで、専用スポンジが付属しており、未塗装樹脂パーツにも使用可能です。使用方法は、タイヤ側面に付着している埃や油汚れ、泥汚れを洗い流し、付属の専用スポンジに適量つけて均一に塗り込み、20分程度乾燥させるだけです。効果を十分に発揮させるには、タオルなどで水滴をよく拭き取ることが推奨されています。

「タイヤコーティング+R(S-89)」は、タイヤの艶出しと保護を長期間にわたり実現する高性能な製品です。

タイプ水性・乳液タイプ
ポイント1新開発特殊変性シリコーン
ポイント2水性でも耐久性約6ヶ月の長寿命
容量100ml
Amazonで売れてる手頃な200mlタイプ!
手間が掛かるが、最強の声多し!

②WAKO'S (ワコーズ) SH スーパーハード W151

出典:rakuten.co.jp

和光ケミカル(WAKO’S)は、1972年に神奈川県で創業された日本の化学メーカーで、エンジンオイルやケミカル製品の開発・製造を手がけています。その中でも「SHスーパーハード W151」は、未塗装樹脂パーツの保護と美観の復元を目的とした耐久性の高いコート剤として、多くのプロフェッショナルや愛車家に支持されています。

この製品は、主成分にケイ素化合物を使用し、未塗装樹脂表面に高耐久性の硬質被膜を形成することで、色褪せた樹脂の美観を復活させます。また、UV吸収剤を配合しており、紫外線による劣化を防止します。耐熱性にも優れており、エンジンヘッドカバーやサイレンサーなど熱のかかる部位にも使用可能です。施工後は自然なしっとりとしたツヤが形成され、6〜12ヶ月間にわたり光沢が持続します。

使用方法は、まず塗布する箇所の汚れを洗浄し、表面をよく乾燥させます。付属の専用スポンジに液を適量取り、均一に塗布した後、5分程度経過したら綺麗なタオルでしっかりと拭き上げます。​施工後は1日以上、雨などに濡れない場所で保管し、完全硬化には約5〜6日間を要します。​

「SHスーパーハード W151」は、未塗装樹脂パーツの美観を長期間維持したい方や、劣化を防ぎたい方にとって、信頼できるおすすめの商品です。

タイプ油性のケイ素系コート剤
ポイント16〜12ヶ月間持続の超高寿命
ポイント2紫外線劣化防止UV吸収剤配合
容量145ml
整備工場でも使われる実績!

③エーワンコート 1L A1-1L

出典:amazon.co.jp

ニューホープ(NEW HOPE)社が製造・販売する「エーワンコート A1-1L」は、タイヤ、レザー(合皮)、ウレタンバンパーなどの未塗装樹脂パーツに使用できる業務用のワックスです。この製品は、O/W型(新油性、親水性)エマルジョンタイプで、有機溶剤を含まない水性の乳液タイプとなっており、タイヤや樹脂パーツに優しい処方が特徴です。 

エーワンコートは、ベトつきがなく、しっとりとした自然な艶を与える仕上がりが特徴で、洗っても拭いても白くなるような箇所に効果を発揮します。また、一度のスプレーで効果が長期間持続するため、経済的であり、プロの現場でも使用されています。

使用方法としては、使用前に容器をよく振り、対象箇所の汚れを洗い落とし、乾燥させた後、均一に塗布し、ムラが出た場合は再度塗布して拭き上げます。施工後は夏季は約3分、冬季は約5〜10分で透明に仕上がります。

エーワンコートは、タイヤやレザー、ウレタンバンパーなどの未塗装樹脂パーツの美観を維持し、劣化を防ぎたい方にとって、信頼できる商品です。

タイプ水性・乳液タイプ
ポイント1親水性が高く、ムラが出にくい
ポイント2安全で自然な艶仕上げ
容量1000ml
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大容量4Lタイプはこちら!
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プロにも人気!水性とは思えない艶!

④BPRO水性タイヤコート

出典:amazon.co.jp

BPROの「水性タイヤコート 500ml」は、プロフェッショナル向けに開発されたタイヤ用コーティング剤で、タイヤの艶出しと保護を目的としています。この製品は水性の乳液タイプで、タイヤに優しい処方となっており、アルコールや石油系溶剤を含まず、環境にも配慮されています。

主成分はシリコーンオイルで、塗布後はしっとりとした自然な艶を与え、タイヤ本来の黒さを引き立てます。また、液だれしにくく、伸びが良いため、ムラなく均一に塗布することが可能です。乾燥も早く、スピーディーな作業が可能で、プロの現場でも使用されています。

使用方法は、タイヤの汚れを洗い落とし、乾燥させた後、付属のスポンジに適量を取り、タイヤ表面にムラなく塗り広げます。塗布後は10〜15分程度乾燥させることで、艶と保護効果が持続します。

内容量は500mlで、約120本分のタイヤに使用可能とされており、コストパフォーマンスにも優れています。

タイプ水性・乳液タイプ
ポイント1美しい艶を手軽に実現
ポイント2プロユースで信頼もできるタイヤコート
容量500ml
コスパの良いスプレータイプ!

⑤KYKつやタイヤWAX

出典:amazon.co.jp

古河薬品工業株式会社(KYK)は、1940年に創業された日本の老舗化学メーカーで、栃木県小山市に本社を構えています。長年にわたり、自動車用ケミカル製品を中心に、冷却水や洗車用品、ワックスなど多岐にわたる製品を開発・製造しており、その品質の高さから多くのドライバーに支持されています。

そんなKYKが手がける「つやタイヤワックススプレー 500ml」は、タイヤ本来の自然な艶を引き出し、足元を美しく演出するためのアイテムです。この製品は水性のエマルジョン(乳液)タイプで、タイヤに優しく、ベタつきや液だれが少ないため、ボディやホイールへの飛び散りを防ぎます。また、高濃度シリコーン被膜がタイヤを保護し、UV吸収剤の効果で紫外線による劣化やひび割れを防止します。

使い方も簡単で、スプレーしてからスポンジやウエスで塗り広げるだけ。約20台分(タイヤ80本)の施工が可能で、コストパフォーマンスにも優れています。タイヤの艶出しと保護を両立したい方にとって、まさに理想的な一本と言えるでしょう。

タイプ水性・乳液タイプ
ポイント1格安でもしっかり艶のシリコンオイル
ポイント2簡単スプレータイプ
容量500ml
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業務用4Lタイプ!
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固形タイプでしっかり長持ち!

⑥ソフト99(SOFT99) 足回りケア WAX

出典:amazon.co.jp

ソフト99コーポレーション(SOFT99)は、1954年に大阪で創業された日本の老舗カーケアブランドで、長年にわたり高品質な洗車用品やワックス製品を開発・提供しています。その中でも「タイヤブラックワックス(170g)」は、タイヤ本来の自然な艶を引き出す固形タイプのワックスとして、多くのドライバーに支持されています。

この製品は、シリコーンオイルと石油系溶剤を主成分とし、強固な被膜を形成することで、艶の持続性に優れています。また、カーボンブラックが配合されており、塗布後は落ち着きのある深い黒色に仕上がります。付属のスポンジを使用して均一に塗り広げ、5〜10分程度乾燥させた後、柔らかい布で磨き上げることで、タイヤに自然な光沢を与えます。

使用後の仕上がりは、テカリすぎない自然な艶感が特徴で、タイヤの美観を長期間維持したい方に適しています。また、未塗装の黒色バンパーやレザートップにも使用可能で、車全体の足回りの美しさを引き立てます。

価格も手頃で170gの内容量は複数回の使用に十分対応します。コストパフォーマンスに優れた製品として、日常的なメンテナンスに取り入れやすい一品です。

「タイヤブラックワックス(170g)」は、タイヤの自然な艶を引き出し、長期間美しさを保ちたい方にとって、信頼できる商品です。

タイプ油性固形タイプ
ポイント1カーボンブラック配合で深い黒色仕上げ
ポイント2長持ちする固形タイプ
容量170g
たっぷり入ってお得なアーマーオール!

⑦アーマオール(Armorall) エクストリームタイヤシャインジェル

出典:amazon.co.jp

アーマオール(Armor All)は1972年にアメリカで誕生したカーケアブランドで、特にタイヤ、ダッシュボード、ボディケア製品などで世界的に高い評価を受けてきました。

日本国内では、現在「株式会社セイワ」がこのブランドの日本正規販売代理店となっており、高品質なArmor All製品を日本市場向けに展開しています。

その中でも注目すべき製品が「アーマオール エクストリームタイヤシャインジェル」であり、この製品は濃密な水性シリコーンエマルジョンを主成分としたジェルタイプの艶出し剤で、タイヤに密着して深みのある黒ツヤを長期間持続させる仕様となっています。

高分子シリコーンによる強固な保護膜は、紫外線やオゾンからタイヤを守ると同時に、タイヤの表面にしっとりとした輝きを与え、まるで新車のような印象を演出してくれます。

液だれしにくいテクスチャと専用のスポンジアプリケーターの存在により、ムラなく簡単に施工できるのも嬉しいポイントです。

タイプ水性・ジェルタイプ
ポイント1高分子シリコーンによる保護
ポイント2濃密なジェルがタイヤにしっかり密着
容量532ml

監修:鹿の角編集部
当サイトは、身近なトラブルやあらゆる危険から自身や家族を守るために、防災グッズ、カーメンテナンスグッズ、パソコングッズなどを紹介するサイトです。「鹿の角編集部」が監修し、品質、ブランド、コスパにこだわった独自の選定で商品を紹介しております。

タイヤワックスを使う前に|下準備と仕上げで差がつくケア方法

タイヤワックスを最大限に活かすためには、使用前後の正しい処理が欠かせません。製品ごとに若干の違いはありますが、基本的な流れとポイントを押さえることで、艶・保護効果の持続性が大きく向上します。

使用前の下準備:汚れを落とすのが最優先!

  1. タイヤの表面を水で洗い流す
     まずは、ホコリ・泥・油汚れなどをしっかり除去します。可能であれば中性洗剤やタイヤ専用クリーナーを使うと効果的です。

  2. 水気を拭き取る・乾燥させる
     ワックスの定着をよくするために、洗浄後はタオルなどで水分を完全に拭き取り、乾燥させるのがポイントです。特に水性ワックスの場合、濡れたままだとムラになりやすくなります。

使用後の注意点:定着と効果を高めるために

  1. 塗布後はしっかり乾燥させる
     製品ごとの指定時間(10〜30分程度)を目安に自然乾燥させましょう。乾く前に走行するとワックスが飛び散ったり、汚れが付着したりする恐れがあります。

  2. 雨天走行・洗車は避ける(可能なら24時間)
     ワックスが完全に定着するまでの間は、雨や洗車を避けるのが理想です。特に油性や固形タイプでは、長時間の定着が艶や持続力に直結します。

  3. 仕上げに乾いた布で軽く拭き上げる(製品による)
     一部の製品では、乾燥後に柔らかい布で拭き取ることで自然なツヤが出ます。指示がある場合は省略せずに行いましょう。


製品による違いにも注意!

  • スプレータイプは乾燥が早く初心者向けですが、風のある日には飛散に注意。

  • 刷毛塗り・スポンジ塗布タイプはしっかりとした膜が形成される反面、均一な仕上がりに少しコツが必要です。

  • 油性タイプは乾燥に時間がかかることもあり、「完全硬化まで24時間以上」と記載されている場合もあります。


この工程を丁寧に行うことで、見た目の美しさだけでなく、ワックスの持続力とタイヤの保護性能を最大化できます。製品の説明書をよく読み、それぞれの特性に合った使い方を心がけましょう。

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