脱出ハンマーで窓ガラスを割る
もしも、事故や水害で車のドアが開かなくなってしまった時、みなさんは脱出の際に窓ガラスを割ることができますか?
拳でも足でもなかなか割ることのできない窓ガラスを簡単に割ることができるのが緊急脱出用ハンマーです。
この記事では編集部がおすすめする緊急脱出用ハンマーをご紹介いたします。
目次
編集部おすすめ、緊急脱出ハンマー5選
ドイツGS認証検査合格
①エマーソンハンマー
ドイツGS規格認証。エマーソンの窓ガラス割&シートベルトカッター付ライフハンマー。
水没や車両事故で車内に閉じ込められた時に! これ1本で、緊急時のガラス破砕やシートベルトの切断が出来ます。
ハンマー部は超硬質タングステン合金使用
日本製 本体に説明書きがあり高齢者でも安心
②長谷川刃物 ハンマーDT-30-B
ハンマー本体に日本語表示があり、使用する場所に「ヨコマドワル」」「ベルトキル」という分かりやすいカタカナ表記があるおかげで、緊急時でも迷うことなく使用できます。
日本製ならではの品質、気配りがうれしい長谷川刃物のレスキューハンマーです。
安心のブランドで低価格の脱出ハンマーです!
③メルテック車載用 レスキューハンマー
60年以上続く国内カー用品メーカー「大自工業」のブランド「メルテック」
本体にはガラス割りハンマー&シートベルトを切る為のシートベルトカッターが付いています。
また、車内にもすっきりとおさまるコンパクト収納ホルダー付きなのもうれしいところ。
持ち運べるキーホルダータイプなのに威力抜群
④GM [ ジーエム ] レスキューミー
狭いスペースや力がない高齢者には、サイドガラスに押し当てるだけで割れるハンマーもおすすめです。
さらに、脱出ハンマーを持ち運べるということは、友人の車や旅行などのタクシー内でも携帯することができるため、一つ持っておくだけで安心感が違います。
USAブランドのおしゃれで高性能なハンマー
⑤STINGER 3-in-1 緊急脱出ハンマー
USAブランドのスティンガー
ハンマーを使用するために腕を振り回すスペースがない場合、バネ式のウィンドウパンチは素早く簡単に作動します。
もちろん、シートベルトカッターもついています。
おしゃれなデザインと確かな性能で、所有欲を満たしてくれる緊急脱出用ハンマーです。
冠水した道路での心構えをおさらい
台風や豪雨などの自然災害の多い日本では、道路が冠水する事態が多くあります。
もし車で避難中や移動中に冠水した道路に入ってしまう場合には事前に心構えが必要です。
とにかく、怪しいと思ったら進入しないこと
前の車が行ったからと続いてしまうより、怪しいと思ったら、まず安全を最優先に考えます。
水深や流れの速さによっては、車が制御不能になるリスクが高まりますので、自分や同乗者の命を守るために、冠水した道路への進入は避けるべきです。
ドアロックを解錠し、窓を開ける。
突然の増水などで一気に水嵩が増してしまった際は、ドアロックを解除し、万が一の脱出に備えます。
そして、流されそうな勢いを感じれば、すぐに窓を開けましょう。
車が水の中に沈みはじめると、水圧で窓やドアが開かなくなる恐れがあります。
そして、状況によりシートベルトは外してしまった方が良いでしょう。
車のマフラーに水が入ってくるほど、水位が上がったら、車は動かなくなります。そこからは、移動ではなく、脱出となりますので、すぐに行動を初めてください。
車内に水が入ってくる前にシートベルトを外してしまいましょう。特にお子さんと同乗の際は早めの対応が必要となります。
ドアも窓も開かない。こうなったら迷わない
もし窓もドアが開かなくなった場合、神様に祈る前に躊躇せずに窓を割ることをおすすめします。
このとき、車のフロントガラスは2重ガラスのため、ヒビを入れることができても割れません。
そのため、運転席や助手席などのサイドガラスを割る必要があります。ただし、よほどの達人でない限りは拳や蹴りでは割ることが難しく、ケガをする可能性もあります。
そのため、車内には緊急脱出用ハンマーを常備することが必要不可欠です。
緊急脱出用ハンマーは特殊な先端を持っており、ガラスを簡単に割ることができます。緊急時にはこのハンマーを使用して窓ガラスを破壊し、安全に脱出することができます。
緊急時には迅速に行動する必要がありますので、事前の準備が重要です。
フロントガラス
フロントガラス(車内前面)は強い衝撃を受けてもヒビが入るだけで割れません。
サイドガラス
運転席や助手席などサイドガラスを割りましょう。輸入車や一部の車輌では防犯ガラスなどのため割れにくいことがあります。
窓も割れないまま、完全に車が沈んでしまっても諦めないでください!
動ける限り窓ガラスの破壊を試みても、車内に水が侵入してしまい、閉じ込まれてしまっても諦めないでください。
進入した水のおかげで車内と車外の水圧の差がなくなりドアが開くかもしれません。そこからは、ドアロックを解錠し、もう一度、ドアを思い切って開けてみましょう。
車の外に出れたら、ゆっくりと水面に浮上し、安全な場所へ移動することを心がけてください。