テレビメーカーのTCLとは?
店頭やECでよく見かける「TCL(ティーシーエル)」は、テレビを中心に白物家電まで展開するグローバル家電ブランドです。1981年創業で、現在は160以上の国・地域で事業を展開しています(確認日:2025-09-27)。
本ページは「特定メーカーを推奨・非推奨」するものではなく、“よく見かけるブランドの透明性を高めるための情報開示・調査メモ”です。読者が納得して選べる判断材料(所在/日本法人/主な商品など)を簡潔に整理します。
TCLはどこの国?読み方は?
どこの国?
TCLは中国の広東省・恵州市に本社を置くエレクトロニクス企業グループ(TCL Technology/TCL Electronics)です。読み方は?
日本では一般に**「ティーシーエル」**と読まれます(日本法人の公的表記の振り仮名でも「てぃーしーえる」)。日本法人は?
株式会社TCL JAPAN ELECTRONICS(本店:東京都中央区日本橋本町1-6-1 丸柏タマビル3F)。公式サイトのお知らせでも本社移転先として同住所が掲示されています。

薄型テレビの世界シェア2位というのは素直に驚きました!
TCLの話題のニュース
TCLが2032年まで、オリンピックとパラリンピックの家電・AV分野で世界公式パートナーに就任。
- 2023年、TCLは世界を舞台に活躍されているサッカー日本代表 堂安律選手とアンバサダー契約を締結いたしました。
TCL(ティーシーエル)情報一覧
| グローバル本社 | 中国・広東省 恵州市(Huizhou, Guangdong, China) |
|---|---|
| 創業 | 1981年(ブランド起源) |
| 日本法人 | 株式会社TCL JAPAN ELECTRONICS |
| 日本法人所在地 | 東京都中央区日本橋本町1-6-1 丸柏タマビル3階 |
| 読み方 | ティーシーエル(TCL) |
| 公式HP | https://www.tcl.com/jp/ja |
※出所:TCL Global/Japan公式・gBizINFO 等(確認日:2025-09-27)。
目次
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TCLが販売している主な商品は?
①TCL 32V型テレビ FHD
②TCL 40V型テレビ FHD
③TCL 冷蔵庫 173L
④TCL ポータブルプロジェクター
TCLはテレビ(Mini LED/QLED/Google TV)を中核に、サウンドバー、冷蔵庫、エアコンなどを展開しています(日本公式サイトの製品カテゴリで確認)。
TCLテレビの特徴は?
| 価格が安い | 同じ性能の他社製品よりも価格が抑えられていることが多い |
|---|---|
| 画質がきれい | QLED(量子ドット)やMini LED技術で、明るく色鮮やかな映像を実現 |
| スマート機能が充実 | Google TV搭載モデルなら、YouTube・Netflixなどもすぐに楽しめる |
| ゲームにも対応 | 高リフレッシュレート(120Hz以上)対応やゲームモード搭載モデルもあり |
| 豊富なサイズ展開 | 32インチの小型モデルから65インチ以上の大画面までラインアップが充実 |
TCLはどんなメーカーか?
世界をリードする総合家電ブランド
TCL(ティーシーエル)は、1981年に設立された世界有数のハイテク企業です。ディスプレイパネル、テレビ、ホームコンフォート機器、モバイルデバイスなどを中心に、160か国以上で製品とサービスを提供しています。革新的なテクノロジーで人々の生活を豊かにし、「Inspire Greatness(偉大さを生み出す)」という理念のもと、より安全で健康的な未来づくりに取り組んでいます。
ブランドの特徴
TCLは次の4つの価値観を軸にブランドを展開しています。
プロアクティブ(Proactive):
新しい挑戦を恐れず、常により高いステージを目指す変革者。イノベーション(Innovation):
固定観念にとらわれず、多角的な視点から課題を解決する姿勢。インテリジェント(Intelligent):
人と地球への理解を深め、よりスマートな社会を実現する。ファッショナブル(Fashionable):
時代の流れに敏感で、常に新しい価値を生み出すデザイン精神。
TCLの歩み
1981年、中国・恵州にて「TTK家庭電器(恵州)有限公司」が設立され、のちに通信設備会社として「TCLブランド」が誕生しました。以降、テレビや通信機器を中心に事業を拡大し、世界的な家電メーカーへと成長していきます。
1981〜1993年:TCLブランドが正式に立ち上げられ、家庭用電器製品の製造を開始。
1994〜2017年:ベトナム市場へ進出。フランスのトムソン社のカラーテレビ事業と、アルカテル社の携帯電話事業を買収し、国際的な事業基盤を確立。
2018年:ポーランド・ワルシャワに「TCLヨーロッパR&Dセンター」を設立。さらにインドにインテリジェント製造団地を設け、世界TV市場シェアでトップ2に。
2019年:独自の「Vidrian Mini LED技術」を発表。世界テレビ出荷台数でもトップ2の地位を確立。
2020年:世界初となる6.7インチAMOLEDローラブルディスプレイおよび17インチ印刷OLEDスクロールディスプレイを発表し、ディスプレイ技術の革新を牽引。
2021年:LCDテレビで世界トップ2ブランドに。さらに、世界初のODゼロMini LEDテレビを発売。
2022年:98インチテレビカテゴリーで世界第1位を獲得し、テレビブランドとしても世界第2位を維持。
2023年:テレビブランド世界第2位を継続。温室効果ガス排出のピークアウトおよびカーボンニュートラル実現目標を正式に宣言。
2024年:85インチ以上の大型テレビ、Mini LEDテレビ、Google TV搭載モデルの3部門で世界第1位を達成。
2025年:IOC(国際オリンピック委員会)と2032年までのグローバルTOPパートナー契約を締結。世界的ブランドとしての地位を確固たるものに。
このように、TCLは40年以上にわたってテレビ・ディスプレイ分野のリーダーとして技術革新を続け、今では**「グローバルNo.2テレビブランド」**として世界中で信頼を集めています。
主な製品ラインアップ
TCLは幅広いカテゴリーで製品を展開しています。
テレビ/サウンドバー
冷蔵庫/洗濯機/エアコン
スマートフォン/タブレット/ノートPC
空気清浄機/ロボット掃除機
ルーター/スマートグラス
※国や地域によって取扱商品は異なります。
世界が認めたデザインと技術力
TCLの製品は国際的なデザイン賞や技術賞を多数受賞しています。
CESイノベーションアワード2023:Mini LED 4Kテレビ「C935」「C835」
レッドドット・デザイン賞2022–2023:テレビ・サウンドバー・空気清浄機など複数製品
EISAプレミアム液晶テレビ賞2021–2022:「C825」
世界的なパートナーシップ
TCLは、スポーツやエンターテインメントを通じて世界中の人々とつながっています。
IOC(国際オリンピック委員会)公式パートナー
FIBA(国際バスケットボール連盟)グローバルパートナー
サッカーブラジル代表・スペイン代表・イタリア代表・ドイツ代表チームの公式パートナー
NFL(北米)、AFL(オーストラリア)、CBA(中国バスケットリーグ)の公式スポンサー
アーセナルFC(英国)リージョナルパートナー
ハリウッド TCL チャイニーズシアターのタイトルスポンサー
サステナビリティへの取り組み
TCLは「地球に優しい企業」を掲げ、環境負荷の低減と社会貢献を推進しています。
革新的な技術を通じて、より持続可能な未来への移行を支援し、地域社会とともに成長することを目指しています。
※出所:株式会社 TCL JAPAN ELECTRONICS(確認日:2025-10-05)。
TCLはどこの国?まとめ
結論:TCLは中国(広東省・恵州)に本社を置くグローバル家電ブランドで、日本では株式会社TCL JAPAN ELECTRONICS(東京・日本橋本町)が展開しています。製品はテレビを中心にサウンドバー、冷蔵庫、エアコンなど多岐にわたります。
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