バークランプの用途とベストな選び方ガイド
バークランプは、木工やDIYで非常に役立つ工具の一つです。
用途は木材や金属などの素材を固定する際に使われます。F字型の構造を活かして、強力な締め付け力で素材をしっかりと保持できます
そして、DIYであっても締め付け力が弱いと固定されたものが外れ、作業効率も悪くなり、思わぬ怪我につながることもあります。
使いやすさと締め付け力の両立したバークランプ選び
ネジ式クランプ
バークランプ
Fクランプのなかには「ネジ式クランプ」というものがあります。
ネジ式のため締め付け力が強く、強力な圧着や長時間の締め付けに威力を発揮します。一方で取り付け、取り外しに時間が掛かるため、作業効率はバークランプに比べると落ちてしまいます。
そこで、この記事では、使いやすさと締め付け力を両立した100kg以上の締め付け力を持つバークランプを紹介いたします。ぜひ、参考にしてみてください。
目次
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編集部おすすめバークランプ4選
大人気!片手操作も楽々なアーウィンのクランプ
①IRWIN クイックグリップMDワンハンドバークランプ
IRWINは、1885年にアメリカで創業され、元々はオーガービット(穴あけ工具)の製造を行っていた歴史あるブランドです。1990年代に「QUICK-GRIP」という革新的な片手で操作可能なバークランプを発明し、その後、DIYや木工、工業用工具として世界的に認知されるようになりました。
IRWIN クイックグリップ MD ワンハンドバークランプはボタンを押すことでヘッド部分を簡単に取り外せ、アタッチメントの取付けや突っ張り作業が行えます。
アゴ部分は可動式で、パッドは取り外しが可能です。また、作業台でバークランプを立てることができ(HDのみ)、片手で簡単に解除できるリリースレバーを搭載しています。
片手で握ることで締め付けや突っ張り作業が行え、耐久性のある熱処理された炭素鋼のI型バーを採用。突っ張り作業時にヘッド部分を取り付けるための穴も備えています。
サイズ | 締め付け力 | アゴの深さ | 材質 |
---|---|---|---|
300mm | 136kg | 92mm | ナイロン+グラスファイバー |
購入者の良かった声
○長期間利用していますが耐久性抜群!
○アーウィンしか使っていません!締め付け力はもちろんデザインも大好きです!
○使いやすいので450mm、600mmも揃えて使っています!
強力なHDタイプはこちら!
サイズ | 締め付け力 | アゴの深さ | 材質 |
---|---|---|---|
300mm | 272kg | 92mm | 炭素鋼 |
締め付け力350kgの本格派!
②ムラテックKDS メタルバークランプ LP300
1951年創業のムラテックKDSは、精密測定機器や工具分野で高い信頼を得ている日本のメーカーです。
ムラテックKDS メタルバークランプ LP300は、大工作業や家具製作、ホビー用途に適した片手操作可能なクイックバークランプで、クイックダイヤル機能により作業がスムーズに行え、スプリング内蔵により仮締めと本締めの調整が可能です。
金属製のクランプバーは曲がりにくく耐久性が高いので、長期間の使用に耐えられる満足感のあるFクランプです。
サイズ | 締め付け力 | アゴの深さ | 材質 |
---|---|---|---|
300mm | 350kg | 95mm | アルミダイキャスト |
購入者の良かった声
○プラスチックとは違う品質で長持ちし、見るからに丈夫です!
○350kgの締め付け力なので、がっちり固定される!
○クランプは安物との違いが出ますので、ムラテック製を長く使っています!
低価格でも怪力クランプ!
③SK11 怪力クイックバークランプ SRC-300L
SK11は、藤原産業株式会社が展開する工具ブランドで、創業以来、信頼性の高い工具を提供してきました。藤原産業は1957年に設立され、DIY愛好者からプロまで幅広く愛用されている日本の老舗企業です。
「怪力クイックバークランプ SRC-300L」は、長物の固定を素早く簡単に行えるクランプで、ラージパッドによりしっかりと固定できます。また、締め付けと広げる作業の両方に対応しており、用途の広い一品です。
サイズ | 締め付け力 | アゴの深さ | 材質 |
---|---|---|---|
300mm | 150kg | 80mm | ナイロン+グラスファイバー |
購入者の良かった声
○低価格なのにホールド力もある!
○SK11は安いので何本も揃えています!
○拡げる作業もパワーがあるので、便利です!
スペックは標準ながら高品質のトラスコ製!
④TRUSCO ギアバークランプ TGBC-300
TRUSCO(トラスコ)は1959年に創業され、以来、作業現場での使いやすさや耐久性を追求した製品開発で信頼を集めています。
「ギアバークランプ 300mm TGBC-300」は、ギアバー機構を採用したクランプで、強力な固定力と精密な調整が可能な点が特徴です。
丈夫な本体は過酷な使用環境でも長期間にわたり高い耐久性を発揮します。ハンドル部分には樹脂製のグリップを採用しており、長時間の作業でも疲労を軽減します。
このクランプは、木工作業や金属加工、DIYなど多用途に使用でき、確実な固定が求められる場面で特に効果を発揮します。トラスコ中山株式会社が提供する信頼性の高い製品として、プロフェッショナルからDIY愛好者まで幅広く支持されており、作業現場での使用において高い評価を受けています。
サイズ | 締め付け力 | アゴの深さ | 材質 |
---|---|---|---|
300mm | 160kg | 70mm | ナイロン+グラスファイバー |
監修:鹿の角編集部
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バークランプの主な用途
バークランプの主な用途は、物を固定して作業する際に使用することです。具体的には、以下のような場面で活躍します。
- 木工作業時の接着剤が乾くまでの固定
- 部品の仮止め
- DIYでの材料の保持・拡張
バークランプを選ぶポイント
バークランプを選ぶ際には、以下のポイントを重視するのが良いでしょう。
- クランプの開口幅: 作業に必要なサイズの材料をしっかりと挟めるかどうかが重要です。
- 締め付け力: 締め付け力が強いほど、素材をしっかりと固定できます。弱いと固定物の落下や不十分な圧着となる可能性があります。
- 耐久性: 頻繁に使用する場合、素材も丈夫なバークランプも検討しましょう。
バークランプのサイズ問題
DIYの幅を広げるために、以下のサイズのFクランプを揃えておくと、さまざまな状況に対応できます。作業に応じて数本用意すると良いでしょう。
- 150mm~300mm(6~12インチ): 小規模作業に使える。
- 450mm~600mm(18~24インチ): 中規模プロジェクトに最適。
- 900mm以上(36インチ以上): 大型のプロジェクト用。大型家具の組み立てにも対応できます。
FクランプとCクランプの違い
FクランプとCクランプは、どちらも似たような用途で使われる工具ですが、それぞれに特長があります。ここでは、その違いを解説します。
Fクランプ
形状: F字型をしており、長い木材などを固定するのに適しています。
用途: 材料の広い範囲を固定できるため、木工作業や大きなDIYでよく使われます。
Cクランプ
形状: C字型をしており、小さな部品や薄い材料を固定するのに適しています。
用途: 強力な締め付け力が必要な場面や、金属加工などの細かい作業に適しています。