DL-1オイルおすすめ4選(2024年最新版)DIYでディーゼルオイル交換

更新日 2024年10月11日

DL-1オイルとは?

DL-1オイルとは、ディーゼル車に特化した高性能エンジンオイルです。

燃費の向上とDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)の保護に優れたオイルで、低SAPS(低硫黄、低灰分、低リン)処方により、DPFの詰まりを防ぎ、長期的なエンジン性能維持が可能です。

多くの車のメーカーが、DPF装着車にはDL-1規格のオイルを推奨しています。

そこで、この記事ではおすすめのDL-1オイルを厳選してご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

目次

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ディーゼルオイル交換を安くすませる方法

一般的にはディーラーにオイル交換をお願いすることで、その車種に合わせたオイルを使用し、正しいオイル交換方法で作業してくれるため、安心してカーライフを送ることができます。

一方で、ディーラーはもちろん、カーショップでDL-1オイル交換を依頼した場合、使用するメーカーやオイル量により約6,000円〜15,000円程度かかるため、頻繁に交換する場合、相当な出費になることがあります。

高額になるからといって、オイル交換頻度を長めにしてしまうユーザーが多くいますが、車にとってオイルは長く乗るための必要不可欠な消耗品です。

そこで、オイル交換を安くするためには、DIYでのオイル交換ということになります。
オイルをご自身で購入してDIYで交換した場合はディーラーの半額程度で済んでしまう場合もあります。

正しい知識を身につけ、適切なオイル交換をすることで、愛車は長持ちし快適なカーライフを送ることができます。

ネット購入でコスパ抜群!20Lペール缶がおすすめ

Amazonや楽天で購入できるオイルは最大で20Lです。このオイル缶は一般的に「ペール缶」と呼ばれます。20Lあれば車種によりますが2回〜5回分程度のオイル交換が可能です。

そのため、1Lや4Lよりもリッターあたりの単価が安くなるためおすすめです。

ペール缶は円柱形の金属製容器で、エンジンオイルや工業用油などを保管するためによく使用されるサイズです。「ペール缶」という名前は、英語の「pail」(バケツ)が由来と言われています。

編集部おすすめ、DL-1オイル4選

①TAKUMIモーターオイル DL-1

出典:amazon.co.jp 

TAKUMIモーターオイルは、25ヵ国以上で販売実績を誇る信頼のブランドです。

レースでの経験をフィードバックに活かし、常に最先端の研究開発を続け、最新の高度自動化された設備で生産されています。

これにより、求められる性能や品質、そして国際規格にもしっかり対応しています。

豊富なラインナップを揃え、世界中のドライバーやエンジンのニーズに応える「MADE IN JAPAN」ブランドとして、グローバルに展開されています。

0W-30は100%化学合成油

SAE粘度
ベースオイル
容量
0W-30
化学合成油(PAO +HIVI)
20L
created by Rinker
TAKUMIモーターオイル(AKTJAPAN)
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5W-30は部分合成油

SAE粘度 ベースオイル 容量
5W-30
部分合成油 (HIVI+MINERAL)
20L
created by Rinker
TAKUMIモーターオイル(AKTJAPAN)
¥16,916 (2024/11/21 13:22:17時点 Amazon調べ-詳細)

OW-30 購入者の声

○エンジン音が静かで振動も収まった!
○わずかですが燃費が向上しました!
○100%化学合成油!

5W-30 購入者の声

○コスパが高い良質なオイルです!
○ノイズが小さくなりました!
○夏場は5W-30がちょうど良い!

②TOYOTA ディーゼルオイル DL-1

出典:amazon.co.jp 

TOYOTA ディーゼルオイル DL-1 0W30は、トヨタ車を中心に最新のディーゼルエンジンを最適に保護し、高い燃費効率を提供するように設計された高性能エンジンオイルです。

DL-1規格に準拠しており、日本のディーゼル車市場に特化した仕様です。特に、DPRや排出ガス規制に適合したディーゼル車に最適なオイルとして、環境負荷の低減にも貢献します。

0W-30は100%化学合成油

SAE粘度
ベースオイル
容量
0W-30
化学合成油
20L
created by Rinker
TOYOTA(トヨタ)
¥16,783 (2024/11/21 13:22:18時点 Amazon調べ-詳細)

5W-30は鉱物油

SAE粘度 ベースオイル 容量
5W-30
鉱物油
20L

③MAZDAディーゼル エクストラ スカイアクティブD

出典:amazon.co.jp 

マツダがSKYACTIV-Dエンジン専用に独自に開発したオイル。

マツダのスカイアクティブディーゼルエンジン車はDL-1オイルではなく、こちらの専用オイルが標準です。

代替えでDL-1オイルが使用できる車種もありますので、メーカー及びディーラー、取り扱い説明書の確認が必要です。

このオイルは安定性の高い次世代添加剤を採用し、粘度劣化を軽減、オイルの耐酸化性を向上し、エンジン内部を綺麗に保ちやすくしてくれます。

さらに、オイルの金属表面への吸着性を向上し、低粘度化しつつエンジン保護性能も高めています。

マツダSKYACTIV-Dエンジンならこれ!

SAE粘度
ベースオイル
容量
0W-30
化学合成油
20L

マツダのDL-1オイルはこちら

SAE粘度
ベースオイル
容量
5W-30
部分合成油
20L

④ワコーズ マルチロード DL-1

出典:amazon.co.jp 

ワコーズマルチロードはDL-1規格に対応したディーゼルエンジンオイルです。

高性能オイルの名を欲しいままにしたワコーズのDL-1オイルは環境保護と燃費向上を目的としたJASO基準に適合しており、全合成油ベースを採用しているため、オイル消費を抑えながら優れた耐熱性と清浄性を発揮します。

エンジン内部を常にクリーンな状態に保ち、長期間にわたって安定した性能を提供します。

5W-30は100%化学合成油

SAE粘度
ベースオイル
容量
5W-30
化学合成油
20L
created by Rinker
ワコーズ(Wako's)
¥30,800 (2024/11/21 13:22:21時点 Amazon調べ-詳細)

トヨタ車ならACEA規格C5オイルが純正の場合も

トヨタのランクルなど、一部車種では「ACEA規格C5」のオイルが純正とされており、DL-1よりも推奨している場合があります。

トヨタ純正エンジンオイル C5 0W-20

出典:amazon.co.jp 

トヨタ純正オイルC5 0W-20は「ACEA C5」規格に準拠し、清浄性能を強化するためにトヨタが独自に開発した全合成オイルです。

DPR搭載車に特化し、燃費向上を追求した低粘度ディーゼルオイルです。

ベースオイルとして全合成油を使用。排出ガス規制に対応するDPRの機能をしっかりと維持しつつ、低粘度化による優れた燃費性能を実現します。

【ご注意】 C5規格はガソリン車およびディーゼル車の両方に適用されますが、こちらのオイルはトヨタのディーゼルエンジン専用に開発されているため、トヨタのガソリンエンジン車には使用できません。

ACEA C5トヨタ純正オイル100%化学合成油

SAE粘度
ベースオイル
容量
0W-20
化学合成油
20L

監修:鹿の角編集部
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DPF装着車はDL-1オイル以外は使えないの?

DL-1規格以外のオイルを選ぶ際は、ACEA C2やC3規格といった低SAPS処方のオイルも選択肢となります。

欧州車では、DL-1よりもACEA規格が指定されることが多く、これらのオイルもDPFの保護に有効です。一方で、トヨタ、マツダ、ニッサン、三菱など日本国内のディーゼル車市場では、一部を除き、DL-1が一般的で推奨される規格になります。

DPFとDPRの違いとは?

DPF

DPF(Diesel Particulate Filter)は三菱・マツダ・ニッサンに使用される装置で、ディーゼルエンジンの排気ガス中のPMを物理的にフィルターで捕集するシステムです。DPFはフィルター内にPMが溜まると、自動的に高温でPMを燃焼してフィルターを再生します。多くのディーゼル車に搭載されています。

DPR

DPR(Diesel Particulate Reduction)は、トヨタ、日野で使用される装置で、ディーゼル車の排出ガス中のPMを減少させるためのトヨタ独自の技術です。基本的にはDPFと同様に、排気中のPMをフィルターで捕集する仕組みです。

DL-1のベースオイル選び

100%化学合成油

完全に化学的に合成されたオイルで、純粋な合成成分を使っています。高温や低温での安定性が非常に高く、酸化や劣化にも強いため、過酷な条件下でもエンジンをしっかり保護します。エンジン内部の汚れやスラッジの形成を最小限に抑え、長期間にわたり清浄性を維持します。粘度の変動が少なく、低温時にも素早くエンジン全体に行き渡ります。

部分合成油

鉱物油と化学合成油をブレンドして作られたオイルで、鉱物油よりも性能が向上しています。高温時の性能が鉱物油よりも優れ、エンジン内部の清浄性をある程度保つことができます。オイルの価格は100%化学合成油より安価で、鉱物油よりも高性能。

鉱物油

原油を精製して作られた天然由来のオイルで、歴史的に最も一般的なエンジンオイルです。加工が少なく、コストが非常に安いのが特徴です。通常の運転条件下では十分な性能を発揮しますが、高温や低温での安定性は部分合成油や100%化学合成油には劣ります。使用する車の標準オイルと同等以上を選ぶように心がけましょう。

どちらの装置でもDL-1オイルを使用します。また、いすゞ自動車で使用される装置はDPD(ディーゼル・パティキュレート・ディフューザー)と言います。

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