安全靴とは?事故を防ぐさまざまな役割
安全靴とは、主に建設現場や工場、物流倉庫などの作業環境において、足先への重量物の落下や鋭利な物の踏み抜きといった危険から足を守るために設計された特別な靴のことです。
一般的なスニーカーとの最大の違いは、つま先部分に「先芯(さきしん)」と呼ばれる硬いガードが内蔵されている点です。これにより、数キログラムの物体が落下しても足指が押し潰されるのを防ぎます。
また、安全靴の役割は衝撃保護だけではありません。
耐滑性(たいかつせい):油や水で滑りやすい床面での転倒を防止する
耐油性:油によるソールの劣化を防ぎ、長期間使用できる
踏み抜き防止:釘や金属片がソールを貫通するのを防ぐ(主に災害現場や解体作業向け)
防火・防災管理者の視点から見れば、安全靴は単なる作業着の一部ではなく、重大な事故を防ぐための「個人用保護具」として極めて重要な役割を担っています。
監修者:編集長 寺前
(防火・防災管理者|タイヤ空気充填作業特別教育|JAF国内Bライセンス|古物商許可保持)
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※古物商許可:千葉県公安委員会
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人気のスニーカータイプ、おしゃれな安全靴も続々登場!
現場作業やDIY、キャンプなどのアウトドアシーンでも欠かせない「安全靴」。かつては「重くて地味」というイメージもありましたが、現在は人気スニーカーブランドが参入し、デザイン性と機能性を兼ね備えたモデルが主流です。
しかし、いざ選ぼうとすると規格や素材が多く、「どれが自分の現場に最適なのか?」と迷ってしまう方も多いはず。
本記事では、最新のおすすめ安全靴10選を厳選。失敗しない選び方はもちろん、意外と知らない「正しい洗い方」や「強烈な匂いへの対策」まで、実用的な情報を詰め込みました。
目次
安全靴のおすすめ6選
①new balance(ニューバランス) NEW YORK
出典:amazon.co.jp
着脱が多いならニューヨーク!手袋したままでも楽々です!
ニューバランスはアメリカ発のブランドで、1906年にボストンで誕生しました。
アーチサポートや矯正靴づくりから出発し、「履く人に“新しいバランス”を届ける」という思想を磨き続けてきたのがブランドの原点です。
フィット性へのこだわりは、ランニングから日常、そしてワークシーンへも自然に受け継がれています。
そんなニューバランスらしさを“安全靴”に落とし込んだのが、NEW YORKです。
JSAA A種対応のプロテクティブ仕様で、現場に必要なつま先保護をしっかり確保します。
しかも日本人向けに考えた足型と幅広設計で、指先の圧迫感を減らしやすいのが嬉しいポイントです。
先芯は樹脂製で軽量性に寄与し、長時間の立ち仕事でも足取りが重くなりにくい設計です。
着脱は面ファスナー式なので、手袋をしたままでもサッと締めてパッと脱げます。
ソールは耐油ラバーで、油が気になる床面でも頼れるグリップ感を狙えます。
さらに反射材のアクセントで視認性にも配慮され、仕事終わりの移動まで気が抜けません。
| 規格 | JSAA A種 |
|---|---|
| 特徴 | 幅広設計・面ファスナーで着脱が楽 |
| 片足重量 | 約360g (26.0cm) |
マジックテープのニューヨーク!
フィット感重視なら紐タイプのポートランド!
②CONVERSE(コンバース) ALL STAR PS WG III HI
出典:amazon.co.jp
おしゃれすぎる!裏ボア・ボアインソールで冷気からも足を守る!
コンバースはアメリカで1908年に誕生し、ラバーシューズづくりから歴史をスタートしました。
1917年に登場した「ALL STAR」は、バスケットボール由来のアイコンとして世界中に広がり、今も“定番の強さ”を更新し続けています。
日本ではコンバースジャパンが企画・展開を担い、ライフスタイルの格好良さをワークシーンへ落とし込んだモデルがこのPSシリーズです。
ALL STAR PS WG III HIは、水濡れしやすい現場でも頼れる撥水仕様で、天候に振り回されにくい一足です。
足首まわりはやわらかなボア素材のライニングで冷気をブロックし、履いた瞬間にほっとする暖かさが広がります。
さらに底冷えを抑えるボアインソールがスペアで付属し、季節や作業量に合わせて快適さを調整できます。
JSAA規格A種に適合したプロテクティブ設計で、見た目はスニーカー、仕事にはしっかり“相棒”です。
ワークブーツを思わせるアッパーアレンジと六角ハトメ、ウィートのカラーが道具感を抑えて洒落た印象に。
| 規格 | JSAA A種 |
|---|---|
| 特徴 | 撥水仕様・ボア素材で防寒性に特化 |
| 片足重量 | 約450g前後 |
マジックテープのオールシーズン安全靴!
③asics(アシックス) CP306
出典:amazon.co.jp
一度使うと癖になる!ダイヤル式の楽々フィット!
アシックスは日本発のスポーツブランドで、1949年に神戸で鬼塚喜八郎氏が創業しました。
「健全な身体に健全な精神をあれに」という思想を軸に、競技の現場で培った“足を守り、動きを高める”技術を積み重ねてきたブランドです。
ウィンジョブCP306 BOAは、そのスポーツ発想を作業現場へ最適化したプロテクティブシューズです。
JSAA A種先芯でつま先をガードしながら、BOAフィットシステム(L6ダイヤル)で素早く細かな締め分けができます。
ひもを結ばないから、ほどけるストレスがなく、しゃがみ作業や歩行のリズムも崩れにくいのが魅力です。
靴底は意匠とラバー配合を工夫してグリップ性を追求し、さらに耐油性ラバーで油による劣化にも配慮されています。
かかと部にはGELクッションを搭載し、着地の衝撃をやわらげて一日の疲れを溜めにくくしてくれます。
軽量性の目安として約430g(26.5cm)という情報もあり、動き回る現場ほど“軽さのありがたさ”が効いてきます。
| 規格 | JSAA A種 |
|---|---|
| 特徴 | BOAシステム・GEL搭載で疲れにくい |
| 片足重量 | 約430g (26.5cm) |
ダイヤル式のBOAフィットシステム!
軽量設計で一日中歩いても疲れ知らず!
④PUMA SAFETY(プーマセーフティー) ライダー2.0 ロー
出典:amazon.co.jp
衝撃吸収性能が評判!履き心地が良いスタイリッシュな安全靴!
PUMA(プーマ)はドイツで1948年にルドルフ・ダスラーが創業したスポーツブランドです。
競技で培った機能美とスピード感を武器に、世界のアスリートとストリートの両方で愛されてきました。
そのDNAをワークシーンへ落とし込んだのがPUMA SAFETYで、日本向けに開発されたモデルも展開されています。
ライダー2.0 ローは、JSAA A種認定のプロテクティブスニーカーです。
先芯は合成樹脂(グラスファイバー強化タイプ)で、つま先を守りながら重さを抑えやすいのが魅力です。
かかとまわりの衝撃吸収設計が、歩行や着地の“ドン”を和らげ、長時間の疲れに差が出ます。
さらに耐油性に配慮したソールで、油が気になる床でもコンディションを保ちやすい仕様です。
ローカット形状は足首の自由度が高く、しゃがむ・乗り降りする・方向転換する動きが多い現場ほど相性が良いです。
見た目はスニーカー、性能は安全靴。
| 規格 | JSAA A種 |
|---|---|
| 特徴 | 衝撃吸収性が高くスタイリッシュ |
| 片足重量 | 約435g (26.0cm) |
⑤ミドリ安全 CJ010
出典:amazon.co.jp
安全靴と言えばミドリ安全!長く使えるタフさで根強い人気!
ミドリ安全は日本の安全衛生保護具メーカーとして、1952年に創業しました。
「安全・健康・快適職場への奉仕」を掲げ、現場の声を製品に落とし込み続けてきた老舗ブランドです。
安全靴づくりの歴史とノウハウが、毎日の「当たり前の安心」を支えてくれます。
CJ010は、スニーカーの軽快さと革靴の頼もしさを両立した一足です。
アッパーには牛クロム革(型押)を採用し、傷や汚れが気になる現場でも雰囲気が崩れにくいのが魅力です。
つま先はワイド樹脂先芯で、指先の圧迫感を抑えつつ、しっかりガードしてくれます。
足幅はEEE相当で、幅広さんでも窮屈になりにくい設計です。
靴底は発泡ポリウレタンの2層底で、クッション感と安定感のバランスが心地よく続きます。
水や油で滑りやすい床を想定した耐滑性にも配慮され、ヒヤッとする瞬間を減らしたい人に頼れます。
さらに静電気対策が必要な現場でも使いやすく、職場ルールに合わせやすいのもポイントです。
日本製ならではの丁寧さで、履くほどに「これでいい」ではなく「これがいい」に変わっていく安全靴です。
| 規格 | JIS |
|---|---|
| 特徴 | JIS規格・本革採用のタフな定番品 |
| 片足重量 | 約435g (26.0cm) |
クラシックなスタイルで!
⑥KEEN Utility SAN JOSE 6
出典:amazon.co.jp
防水性と快適性を備えたおしゃれなモダンワークブーツ!
KEEN(キーン)はアメリカ発のフットウェアブランドで、2003年に創業しました。
水辺でもつま先を守る“トゥ・バンパー”の発想から、アウトドアと日常をつなぐハイブリッドな靴作りで支持を広げてきました。
その哲学をワークへ落とし込んだのがKEEN Utilityで、「動けるのに、守れる」を真面目に形にしています。
SAN JOSE 6″ WPは、クラシックなモックトゥ顔に、スニーカーのような軽快さを組み合わせた防水ワークブーツです。
防水透湿メンブレンにより、雨や水たまりの現場でもムレを溜めにくく、足元がずっと快適です。
先芯入りの安全設計で、見た目はスマートでも、つま先はしっかりプロテクトしてくれます。
さらに空気を含ませたミッドソール系のクッションが、長時間の立ち作業や歩行の疲れを和らげます。
耐滑性と耐油性に配慮したラバーアウトソールが、濡れ床や油汚れの不安を減らしてくれます
| 規格 | ー |
|---|---|
| 特徴 | 完全防水・透湿性に優れた本格派 |
| 片足重量 | 約630g前後 |
失敗しない安全靴の選び方
安全靴を選ぶ際、まずチェックすべきは「規格」です。現場によってはJIS規格必須の場合があるので、購入前に職場に確認しましょう。
JIS規格: 安全靴の国家規格。耐衝撃・耐圧迫などの試験区分が細かい。
JSAA規格: プロスニーカーとも呼ばれ、軽くて動きやすい。現在の主流。
次に「形状」です。足首をしっかり守りたいならハイカット、脱ぎ履きの多さや軽快さを重視するならローカットを選びましょう。
安全靴の洗い方
基本は丸洗いしない(特に革・接着部劣化)
手順:①インソールを外す → ②ブラシで泥・粉塵落とし → ③中性洗剤を薄めて表面を拭く → ④陰干し+シューズドライヤー(熱風は避ける)
やってはいけない:直射日光で乾燥/ドライヤー熱風直当て/漂白剤
もう臭わない!「匂い対策」で清潔、長持ち!
安全靴の最大の悩みである「蒸れ」と「匂い」。原因である菌の増殖を抑えるための対策を、【即効策】と【予防習慣】に分けて解説します。
1. 今すぐどうにかしたい!【即効レスキュー】
インソールの交換(最短ルート): 匂いの主原因は靴本体よりインソールです。新品に替えるだけで体感は一気に変わります。
徹底乾燥: 履き終わったら新聞紙を丸めて入れる、またはシューズドライヤー(靴乾燥機)で湿気を完全に飛ばしましょう。
2. 匂いを発生させない!【鉄壁の予防習慣】
「2足ローテーション」が基本: 毎日同じ靴を履かず、1日履いたら1日休ませて中の湿気をリセットします。
履き口を全開にして陰干し: 帰宅後は紐を緩めて大きく開き、風通しの良い場所へ。
靴下選びも重要: 綿100%よりも、湿気を逃がす「速乾素材」の靴下が蒸れ防止に効果的です。
3. +αの裏技アイテム
10円玉: 銅の殺菌効果で菌の繁殖を抑えます。
ミョウバン配合スプレー: プロ仕様の消臭剤で菌を元からブロックしましょう。
季節や用途に合わせて、2足以上揃えるのも良いですね!



