催涙スプレーおすすめ7選!防犯・強盗対策、護身用に。

更新日 2025年5月23日

催涙スプレーとは?

催涙スプレーとは、トウガラシの成分などを主成分とし、相手の目や皮膚、呼吸器に強い刺激を与えることで一時的に行動を抑制する防犯・護身用のスプレーです。警察や軍だけでなく、一般市民による自己防衛の目的でも広く使用されています。

主に携帯型の缶に詰められており、ボタンを押すだけで噴射できるシンプルな構造が特徴です。「スプレーの噴射形式には、一直線に飛ぶ『ストリームタイプ』、広範囲に拡散する『フォグタイプ』、その中間の『コーンタイプ』などがあり、加えて、溶剤には粘性の高い『ジェルタイプ』と液体状のものがあり、使用環境に応じて選択が可能です。

また、催涙スプレーの主成分は「OCガス(オレオレシン・カプシクム)」と呼ばれる天然の唐辛子由来の成分が主流で、安全性が比較的高いのが特徴です。ただし、使い方を誤ると法律違反や健康被害に繋がる可能性もあるため、正しい知識と使用方法を理解することが大切です。

催涙(防犯)スプレーが必需品となる時代

近年、日常の安全対策として防犯アイテムの需要が高まっています。
連日報道される「闇バイト」による強盗事件は、自宅で施錠していても、窓ガラスなどを割って入られてしまうため、対策が難しいのが現状です。

そこで、万が一の侵入に備えた防犯対策も重要視されるようになってきました。

その中でも「催涙スプレー」は、自己防衛や強盗対策に非常に有効なツールのひとつです。常備しやすく、相手の動きを一時的に封じることができるため、女性や高齢者など幅広い層に人気があります。

まずは、警察へ通報すること、そして、逃げることを優先し、間に合わず強盗が危害を加えそうな場合は、身を守るために全力を尽くしましょう。

防犯グッズとしての『催涙スプレー』は、強盗対策や護身用アイテムとして注目されています。本記事では防犯効果の高い催涙スプレーを選ぶ際のポイントや、編集部おすすめの商品をご紹介します。併せて、使用する際の注意点も解説していますので、ぜひ参考にしてください。

催涙スプレーの選び方と使用時の注意点

1. 噴射距離と範囲
催涙スプレーは、噴射距離が重要です。一般的には2~5メートル程度が多く、遠距離での防御ができるものほど安全です。また、噴射範囲が広いものを選ぶと、狙いが正確でなくても相手に効果を与えやすいでしょう。

2. 持ち運びやすさ
防犯アイテムは、必要なときにすぐに取り出せることが大切です。軽量でコンパクトなデザインや、ポケットやカバンに収納しやすい形状のものを選ぶとよいでしょう。クリップやホルダー付きのものは特に便利です。

3. 安全性と信頼性
催涙スプレーは、誤作動があると非常に危険です。誤作動防止キャップやスイッチが付いているもの、信頼性の高いブランドを選びましょう。

4. 法律と正しい使用方法
軽犯罪法第1条2号では、「正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者は、拘留又は科料に処する」とされています。催涙スプレーの使用は正当防衛としてのみ使用できるため、安易に使用したり、正当な理由なく所持していれば軽犯罪法に触れることがあるので注意が必要です。

目次

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編集部おすすめ護身用「催涙スプレー」7選

①SABRE(セイバー)催涙スプレー

出典:amazon.co.jp

アメリカ発のセイバー社は、防犯用の催涙スプレー業界で世界No.1のシェアを誇るトップブランドであり、ISO 9001を取得しているSEC社の協力のもと、日本向けの製品を提供しています。

その長年の信頼と実績に裏付けられた安全性に加え、プロフェッショナルも満足できる高品質な防犯アイテムとして世界中で愛用されています。

この防犯スプレーはストリーム噴射+ジェルタイプのため、風の影響を受けにくく、周囲への影響を最小限に抑えるジェル状の成分がアタッカーのみを確実に標的にできるよう設計されています。

飛距離も長く、効果的に身を守ることができ、専用ホルスターも付属しているため、すぐに取り出して使用することが可能です。

日本語の説明書きがあり、使用方法や法的な説明も詳しく記載されているため、初めての方でも安心してお使いいただけます。

世界初の試みとして、SEC社の米国生産時に個別のシリアル番号が付与されており、一つひとつが管理されているため、正規品である証明も確かです。

世界No.1シェアの防犯スプレー!

飛距離5.5m
種類ストリーム噴射+ジェルタイプ
成分OCガス
内容量54ml

②Tregar Products 催涙スプレー

出典:amazon.co.jp

Tregar Products(トレガープロダクツ)は、日本製の護身用防犯スプレーを提供するブランドで、信頼性と品質を重視した製品づくりを行っています。特に「催涙スプレー」は、コンパクトなサイズながら大容量で、護身用として高い評価を受けています。

この催涙スプレーは、手のひらに収まるコンパクトなサイズでありながら、内容量が豊富で、緊急時に十分な噴射が可能です。また、男女問わず使用できるデザインで、日常の持ち運びにも適しています。さらに、日本製ならではの高品質な製造が施されており、安心して使用することができます。

Tregar Productsの催涙スプレーは、護身用としてだけでなく、熊よけスプレーとしても利用可能で、アウトドアや登山などのシーンでも活躍します。その信頼性と実績から、多くのユーザーに支持されています。

日本製の防犯スプレー、熊よけにも!

飛距離5〜6m
種類フォグ噴射+液体タイプ
成分OCガス
内容量60ml

③護身用催涙スプレー Lilima (リリマ)

出典:amazon.co.jp

日本の防犯ブランド「Lilima(リリマ)」は、2024年に誕生し、わずか1年足らずで累計販売本数10万本を突破するなど、急速に信頼と人気を集めています。

その背景には、現代社会における防犯意識の高まりと、誰もが手軽に使える護身グッズへのニーズの増加があります。Lilimaは、シンプルで洗練されたデザインと高い実用性を兼ね備え、特に女性や高齢者など力の弱い方々にも安心して使用できる製品を提供しています。

「Lilima 護身用催涙スプレー」は、天然の唐辛子由来成分を使用し、人体に大きな害を与えることなく、相手の視覚や呼吸を一時的に制限する強力な効果を発揮します。スプレーがかかると、相手は咳き込み、目を開けられなくなり、その効果は20~30分持続します。これにより、短時間で安全な距離を確保し、危険から身を守ることが可能です。

また、コンパクトなサイズでポケットやバッグに簡単に収納でき、日常生活やアウトドアシーンでも携帯しやすい設計となっています。飛距離は2~5メートル、最大噴射時間は12秒(1回あたり2~3秒)と、緊急時にも十分な性能を備えています。さらに、シンプルな操作性により、初めての方や力に自信がない方でも安心して使用できます。

使用シーンとしては、自宅の防犯対策、夜道での護身、キャンプや登山などのアウトドア活動中の熊対策など、幅広い場面で活躍します。ただし、熊専用の製品ではないため、熊よけとして使用する際は注意が必要です。

外出時にも持ちやすいコンパクトな防犯スプレー!

飛距離2〜5m
種類フォグ噴射+液体タイプ
成分OCガス
内容量20ml

④motedo(モテド) 防犯スプレー TG-2508

出典:amazon.co.jp

台湾の防犯用品メーカーMOTEDO(モテド)は、1975年に創業され、長年にわたり高品質な護身用製品を製造しています。同社の製品は台湾国内の警察や軍隊、刑務所、海上警察、警備会社などで採用されており、日本国内でも官公庁や教育機関に多数納入されている実績があります。MOTEDOは自社工場を持ち、製品の品質管理と改良に努めており、特にシール材の強度にこだわった設計で、長期間の使用にも耐える製品を提供しています。

そのMOTEDO社が製造する「正規品 motedo 防犯スプレー TG-2508」は、護身用として高い評価を受けている製品です。手のひらに収まるコンパクトなサイズ(約2.5×8.0cm)でありながら、飛距離は約1.5~2mと十分な性能を備えています。内容量は25mlで、OCガスとマスタード(葉カラシ)を使用しており、非常に強力な効果を発揮しますが、目に浴びても時間経過とともに完治し、後遺症はありません。

このスプレーは、セーフティロック機能が付いており、日常での誤射を防ぐ設計になっています。また、噴射レバーが本体と面一となっており、レバーが引っかかって回ることがないため、安心して携帯できます。さらに、キーホルダー付きで持ち運びに便利であり、バッグやベルトに簡単に取り付けることができます。

MOTEDOのTG-2508は、台湾警察や軍隊、刑務所、海上警察、警備会社などで採用されており、日本国内でも官公庁や教育機関に多数納入されている実績があります。その信頼性と実績から、多くのユーザーに支持されています。

手のひらサイズのコンパクト!

飛距離1.5〜2m
種類フォグ噴射+液体タイプ
成分OCガス+マスタード
内容量25ml

⑤VEXOR(ベクサー)フルアクシス MK4

出典:amazon.co.jp

VEXOR (ベクサー)フルアクシス MK4は、アーマージャパンのオリジナルデザインによる催涙スプレーで、日本国内の法律に準拠した仕様です。

このモデルは85gのコンパクトなサイズでありながら、強力な効果を持つローカラーOC(オレオレシンカプシカム)を溶剤に使用し、飛距離約5~6mのスプレーを一直線に放つことができます。

特に優れた特徴は、ダブルバック缶の採用により噴射角度が360度可能であることです。これにより、横向きや逆向きでも確実に噴射ができるため、どのような状況においても使用者の身を守る一助となります。

また、フリップトップ式のキャップを跳ね上げ、ボタンを押すだけで簡単に操作できる設計が、緊急時に素早く安全に使える利便性を提供します。

噴射角度360度可能!確実に噴射!

飛距離5〜6m
種類ストリーム噴射+ジェルタイプ
成分OCガス
内容量85g

⑥POLICE MAGNUM 撃退スプレー 中型

出典:amazon.co.jp

熊よけスプレーのコーナーでも登場しているPOLICE MAGNUM撃退スプレーは、対人の他、ツキノワグマ、猪、犬、猿、その他動物にも使用可能とのことで、森林や山で野生の動物から身を守る際に持っていると安心できるスプレーです。

中型軽量タイプで携行に最適

全国の都道府県における複数の県警察・国公立機関・地方自治体正式採用品であり、日本JSDPA認定品

 取扱説明書付 / PL保険加入済

ツキノワグマにも使える催涙スプレー!

飛距離3〜5m
種類フォグ噴射+液体タイプ
成分OCガス
内容量105g

⑦GUARD DOG Instafire Xtreme

出典:amazon.co.jp

GUARD DOG Instafire Xtreme ランナー用ペッパースプレーは、アメリカで誕生したセキュリティ用品ブランド、GUARD DOGによって設計・製造されています。

このブランドは、スポーツやアウトドアを楽しむアスリートをはじめ、自己防衛のニーズが高まる中で多くの支持を集めています。

この製品は、ジョギングやウォーキング、ランニングやハイキングといったあらゆるアクティビティで安心して身を守れるようデザインされており、アスリートが直面しやすい危険を想定した実用的な自己防衛ツールとして優れた機能を発揮します。

外出先での使用を想定していますが、室内においても緊急時はスプレーを落とすことなく、操作できるため、万が一のご自宅での強盗対策としてもおすすめです。

最大約4.8メートルの範囲に効果的なスプレーを放出できるストリーミングパターンを採用しているため、迅速かつ正確に相手を撃退することが可能です。さらに、防汗ハンドスリーブが強化ナイロンスパンデックスで作られているため、汗を効果的に発散し、滑りにくく、手への摩擦を最小限に抑えて快適な装着感が続きます。

このペッパースプレーのデザインは、ジョギング中も目立たないよう考慮されており、自然な手の位置に収まるように作られているため、装着していることを感じさせません。

必要なときにはすぐにスプレーできるように工夫されているため、安心して運動に集中できます。

散歩やランニングでも重宝する、ハンドスリーブタイプ!

飛距離4.8m
種類ストリーム噴射+液体タイプ
成分OCガス
内容量14g

監修:鹿の角編集部
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催涙スプレーの成分について

催涙スプレーの主成分には、以下のような物質が用いられますが、今回ご紹介の防犯スプレーは現在、主流となっている「OCガスタイプ」のみとなります。

1. OCガス(オレオレシン・カプシクム)

  • OCガスは、トウガラシの辛味成分である「カプサイシン」を抽出したもので、俗に「ペッパースプレー」とも呼ばれます。
  • 効果:目や皮膚に強い刺激を与え、一時的に視界が奪われるほか、呼吸困難や激しい痛みを引き起こします。
  • 特徴:天然成分であるため、人体へのダメージが少なく即効性があるとされています。

2. CSガス(オルトクロロベンジルマロノニトリル)

  • CSガスは、主に軍隊や警察によって使用される合成化合物で、強力な催涙成分です。
  • 効果:眼、鼻、喉に激しい刺激を与え、涙やくしゃみ、咳を引き起こします。皮膚に触れると焼けるような痛みを伴います。
  • 特徴:OCガスよりも効果が強い一方で、屋内で使用すると周囲に広がりやすく、屋外での利用が適しています。

3. CNガス(クロロアセトフェノン)

  • CNガスは、CSガスと似た化学合成物で、古くから使用されてきましたが、現在は安全性や効果の観点からCSやOCに置き換えられてきています。
  • 効果:CSガスと似た症状を引き起こしますが、持続性が低い傾向にあります。
  • 特徴:現在は、治安部隊や警備員向けの特別な製品に含まれることが多いです。

催涙スプレーの「成分タイプ」と「噴射形式」

成分の剤型

  • ジェルタイプ:粘性のあるジェル状。風に強く飛散しにくい。

  • 液体タイプ:水状。広がりやすく、風の影響を受けやすい。

噴射形式(スプレーパターン)

  • ストリームタイプ:一直線に飛ぶ。命中精度が高く風にも強い。

  • フォグタイプ(霧状):広範囲に拡散。命中精度が不要だが風に弱い。

  • コーンタイプ:ストリームとフォグの中間。

  • ジェット/ブーストタイプ:強力な噴射圧力で一気に噴射。

催涙スプレーで失明するのか?

催涙スプレーによって失明する可能性は一般的に非常に低いとされています。ただし、誤った使い方や特定の状況下では、視力に一時的な障害が生じることがあります。

今回、ご紹介している催涙スプレーの主成分であるOC(オレオレシン・カプシクム)は、トウガラシ由来の天然成分で、一時的に目や皮膚に強い刺激を与えます。スプレーを浴びると、目の灼熱感や涙、まぶたが開きづらくなるなどの症状が現れますが、これらの影響はほとんどの場合、数分から数十分で収まります。

ただし、稀なケースとして以下のような状況で重篤な目の障害が生じるリスクがあります。

  1. 至近距離での噴射:適切な距離を守らずに至近距離で使用すると、目に対する圧力が大きくなり、角膜が損傷する可能性があります。

  2. 長時間の影響:スプレーの成分が目に長時間残ったままになると、角膜にダメージを与えることがあります。洗い流さないで放置すると、症状が悪化することがあるため、直後に流水で目を洗うことが推奨されます。

  3. アレルギー反応や既存の目の疾患:成分に対して過敏な反応を示す人や、既に目の疾患がある場合は、影響が強く出て回復に時間がかかることがあります。

万が一、催涙スプレーの使用後に痛みや症状が収まらず、視力低下や痛みが続く場合は、眼科での診察を受けるのが安全です。

催涙スプレー所持と使用時の注意点

  • 法的な側面
    日本では、正当防衛以外での使用は違法とされることが多く、催涙スプレーの所持や使用には制限がかかる場合があります。公共の場では誤用や誤作動が危険を伴うため、携帯方法や使用方法について理解しておくことが重要です。

  • 使用後の処置
    万一、催涙スプレーを使用した場合、噴射後はすぐにその場を離れ、警察に通報することが推奨されます。また、自己防衛目的で正しく使用したことを証明するために、状況を説明する準備が必要です。

  • 催涙スプレーの保管場所
    スプレーは高温や直射日光を避け、涼しい場所に保管するのが理想的です。温度が高くなると缶が破裂する恐れがあるため、車の中などに長時間置かないように注意しましょう。

  • 催涙スプレーの消費期限
    催涙スプレーには使用期限があるものが多く、期限が過ぎると成分が劣化し、効果が薄れる可能性があるので、購入した商品の消費期限を確認し、定期的に買い替えることが推奨されます。

催涙スプレーはどこで買えるのか?

催涙スプレーを購入する際、「どこで手に入るのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。実際、催涙スプレーは一般的なドラッグストアやホームセンターではほとんど取り扱われていません。

近所に専門店がある場合、詳しく説明を受けて購入したい場合は防犯専門店での購入をおすすめします。

一方で、豊富な種類から選びたい場合や、防犯専門店まで足を伸ばすのが難しい場合は、最も一般的かつ賢明なのが「インターネット通販」です。Amazonや楽天市場、Yahooショッピングなどの大手ECサイトでは、多くのメーカーの商品が比較可能で、使用目的や噴射タイプ、内容量、飛距離、価格などのスペックも詳細に記載されています。

さらに、レビューや評価も参考にできるため、実際に使用したユーザーの感想を踏まえて自分に最適な商品を選ぶことができます。商品によっては正規輸入品で日本語の説明書付き、誤作動防止機能付きなど、安全性に配慮されたモデルも多く出回っています。

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