防刃服おすすめ10選(2025年最新版)人気の防刃ベスト、最強の繊維とは?

更新日 2024年12月30日

街中で着られる安全な防刃服が欲しい

最近、物騒なニュースが頻繁に報じられていますね。そのため、一般人であっても護身用の防刃服(ぼうじんふく)への関心が高まっています。

防刃服は、セキュリティ関係の仕事や刃物を扱う作業をする人だけでなく、自己防衛や個人の安全確保のために選ばれる時代になってきました。

防刃服は特殊な繊維で作られていて、刃物による攻撃や刺し傷から身体を守る役割を果たしてくれます。

この記事では、普段から自然に身につけられる、おすすめの防刃服を紹介いたします。安心して日常を過ごすために、防刃服の選択について考えてみましょう。

目次

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防刃服に使われる代表的な素材と特徴

素材名比強度(kN·m/kg)特徴日常使い適性
SHMC2500~3500超高分子量ポリエチレンを基材とした複合材。軽量で柔軟性があり、耐切断性・耐衝撃性に優れる。高い
CFRP500~1200炭素繊維とプラスチック樹脂の複合材。高い剛性と耐刺突性能が特徴。低い
アラミド繊維2000~3000ケブラーなどで知られる耐切創素材。軽量で耐摩耗性が高いが、紫外線や水に弱い。中程度
スペクトラ繊維3000~4000アラミド繊維より軽量かつ強度が高く、化学薬品や紫外線にも強い。高い
デニール繊維1500~2500高密度繊維で耐摩耗性と耐切断性に優れるが、防護性能は限定的。中程度

数値は目安となり、実際の強度の比較は材料の構成や製造方法、テスト条件によって異なるため、一概にどの素材が優れているとは言えません。防刃性能は素材の選択だけでなく、製品の設計や構造、織り方、厚みなども重要な要素です。参考:https://ja.wikipedia.org/

比強度とは?

比強度とは、材料の「強さ」をその材料の「重さ」で割った値です。簡単に言うと、「軽くてどれだけ強いか」を示す指標です。

たとえば、ある材料が同じ重さの別の材料よりも比強度が高い場合、その材料はより軽くて、なおかつ強度があるということになります。軽くて強い材料は、航空機や車、スポーツ用品などで重宝されます。

上記以外にもさまざまな素材がありますが、洋服としての機能性を損なわずに防刃対策できるものは、そこまで多くないようです。

強度があっても鎧のように動きづらければ日常生活では役に立たないのは明らかです。

ワークマン、ホームセンターで防刃服は売ってる?

残念ながら、ワークマンやカインズ、ケーヨーデーツーなどのホームセンターで防刃服を見かけることはないでしょう。

特殊な素材の防刃服は高額商品となるため、専門店などでの取り扱いがほとんどです。Amazonや楽天でも売り切れが目立つ商品のため、気に入った商品をネットで見かけた場合は売り切れにご注意ください。

編集部おすすめの防刃服10選

売り切れ御免!下記ご紹介の防刃服ですが、各通販サイトでもすぐに在庫切れになるようです。

①KiGOME 高強度アラミド繊維 アウトドアジャケット

出典:amazon.co.jp
出典:amazon.co.jp

SSP KiGOME 高強度アラミド繊維 アウトドアジャケットは、日常生活に溶け込むスタイリッシュなデザインながら、鋭利な武器から身を守るためにドイツで開発された最新式の防刃パネルを採用しています。

このジャケットは、ナイフや包丁だけでなく、五寸クギやアイスピックなど尖った武器に対する一定の防御性能を発揮し、従来の製品よりも薄く軽量化されることで、長時間着用しても快適な着心地を提供します。

高強度のアラミド繊維と超高分子量強化複合材(SHMC)の組み合わせにより、軽量で柔軟性がありながらも優れた防刺突性能を実現。

このジャケットは普段着感覚で使用でき、特殊な織り方を施したアラミド繊維が内部の通気性を高め、汗や水分を素早く吸収・乾燥させるため、快適な着用感が長く続きます。さらに、防刃パネルは両脇の隠しチャックから取り外し可能で、表地を簡単に洗濯できる仕様です。

また、隠しチャックから内部に手を入れてマジックテープで調整できるため、男女問わず体型に合わせてしっかりフィットします。

海外警察やセキュリティ会社などのプロフェッショナル向け防護製品に採用されている技術を応用しているため、動きやすく、目立ちすぎないのも特徴の一つです。

従来の硬い防護素材ではカバーが難しかった下腹部や脇腹といった大切な臓器も保護することができ、類似品に多く見られる「耐切創」のみの防止ではなく、「突き刺し」も防ぐ本格的な防刺突性能を備えています。

さらに、このジャケットは「米国NIJ0115.00」「イギリス HOSDB」「ドイツ VPAM」「中国 GA68-2019」といった国際的な防刃防刺規格を全てクリアしており、信頼性と品質の高さが保証されています。

高強度のジャケットタイプなのに動きやすい!

②KiGOME 防刃ベスト (CFRP +アラミド繊維)

出典:amazon.co.jp
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「SSP KiGOME 防刃ウインドベスト 突刺強化(黒刃衣)」は、KiGOMEの革新性を象徴する逸品です。

このベストは、ナイフやアイスピック、五寸釘などによる刺突を防ぐために特別に開発された炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を採用し、高強度アラミド繊維との組み合わせで驚異的な耐刺突性能を実現しました。

この素材構成により、軽量で柔軟性がありながら、最高レベルの防御力を提供します。

見た目は普段着のようにスタイリッシュで、日常生活に馴染むデザインも大きな特徴です。特殊なアラミド繊維の織り方により通気性が高く、汗や水分を素早く吸収して乾燥させるため、快適な着用感を長時間維持できます。また、防刃パネルは簡単に取り外し可能で、表地を洗濯する際にも便利です。さらに、隠しチャックとマジックテープによる調整機能で、体型を問わずフィット感を確保できます。

このベストは、米国NIJ0115.00規格をはじめとする世界の主要な防刃防刺基準をクリアしており、その品質と安全性は国際的に保証されています。凶悪化する刃物事件への対策として、身を守るための信頼できる選択肢となるでしょう。普段の生活に取り入れるだけで、大切な臓器や体を確実に守れる安心感を得られるこの製品は、プロフェッショナルだけでなく、日常生活を守りたいすべての方に最適です。

耐刺突性能と日常使いを両立!

③SSP 防刃ベストUHMWPE

SSPの「防刃ベストUHMWPE」は、比較的手頃な価格帯でありながら、防刃性能や軽量性を兼ね備えた標準的なモデルです。

最先端の防刃技術と快適性を兼ね備え、特殊技術で加工されたUHMWPE(超高分子量ポリエチレン)繊維を使用し、ナイフや包丁はもちろん、五寸釘やアイスピックなど鋭利な武器からもしっかりと防御します。

複数層を特定の角度で圧縮しているため、軽量かつ通気性が高く、強靭な防刃・防刺性能と耐久性を誇ります。

従来の硬い素材では保護が難しかった下腹部を含む上半身の広範囲の臓器をしっかりとカバーし、「切りつけ」だけでなく「突き刺し」も防ぐ本格的な防刃・防刺突ウェアです。類似品では実現できない高い安全性を追求し、護身や安全対策を真剣に考えるユーザーに選ばれています。

防刃パネルはファスナーで簡単に取り外しができ、外側の生地を清潔に保てるほか、マジックテープで体型に合わせて調整できるため、フィット感も抜群です。日常生活での着用を意識したスタイリッシュなデザインで、威圧感を与えない自然な見た目ながらも、海外の警察でも採用されるほどの高性能を誇ります。

また、金属製プレートに比べてはるかに軽量で、通気性の良い素材を使用しているため、長時間の着用でも快適さを保ちます。シンプルかつ動きやすい設計で、ビジネスシーンや日常のライフスタイルにも溶け込み、違和感なく自然に着用できるのが大きな魅力です。

SSP防刃ベストではお手頃な価格!

④KiGOME 高強度アラミド繊維 防刃インナーベスト

出典:amazon.co.jp

SSP KiGOMEのインナーベストタイプは、Yシャツの下にも着用できるため、日常使いでもストレスなく使うことができます。

こちらも、他のKiGOMEシリーズ同様、高強度のアラミド繊維と超高分子量強化複合材(SHMC)の組み合わせで、 防刃ベストでナイフや包丁、五寸クギやアイスピックなどからも一定の防御を提供します。

従来品と比べて薄く軽量化されており、着心地の良さを実現。普段着のように使用できるデザインで、防刃性能を維持しながら軽くて柔軟性のあるウェアです。

アラミド繊維の工夫により、通気性が良く、汗や水分を素早く吸収して乾かします。防刃パネルは両脇の隠しチャックから取り外し可能で、洗濯も簡単です。

海外警察やセキュリティ会社でも採用されており、目立たず動きやすい防刃ウェアを実現。

下腹部や脇腹などの重要な臓器を保護できる本格的なプロテクターとしても優れています。

この製品も、国際規格「米国NIJ0115.00」「イギリス HOSDB」「ドイツ VPAM」「中国 GA68-2019」をすべてクリアしています。

インナーベストでより普段使いを!

⑤BladeRunner ケブラー パーカー 

出典:amazon.co.jp

デュポン社の高性能防刃素材「ケブラー」がインナーとして採用された、英国のブレードランナー社の防刃パーカーです。

ブレードランナー社の商品は多くの国の警察や警備員に選ばれているため安心感があります。

また、洗練されたデザインと軽やかさを兼ね備えているので、サイズによっては女性にもおすすめです。

刃物に対する防御性だけでなく、アウトドア活動やDIYにも最適です。

女性にもおすすめ!
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⑥防刃シャツ 耐摩耗性 耐切断性

出典:amazon.co.jp

装着感は普通のTシャツに似ており、胸、背中、肩を保護します。

生地は、繊維防止素材で、超高分子量ポリエチレン等を組み合わせています。長時間涼しく快適に着用できます。

サイズもM/L/XL/XXLの4種類から選べます。

また、防刃パンツも販売しており、全身を刃物から守ってくれます。インナーとして着用できるため、普段使いをするうえでも申し分ありません。

購入時はサイズも確認!M〜XXLまで豊富!
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⑦最強の繊維「スペクトラ繊維」だから、Tシャツでも防刃

出典:amazon.co.jp

スペクトラ素材を活用した防刃Tシャツは、アラミド繊維の3倍の強度を持っています。

ナイフを当てても、その素材は簡単には裂けず、身体をしっかりと守ります。

スペクトラ繊維は、アラミド繊維のいくつかの弱点を解消した上で、水や汗、紫外線、さらには化学薬品への耐性も持っている優れた新しい素材です。

もともと、アラミド繊維の1.4倍の強度を持つこの繊維に、ファイバーグラスを特別な方法で加工することで、従来よりも3倍の耐切創性能を実現しました。

独特な硬さを持つ繊維を、インターロックの編み方で加工することで、薄手ながらも強靭な生地を生み出します。

この素材は、肌触りが良く柔らかなので、縫製手袋や他の耐切創防護用の衣服にも採用されています。

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⑧[yoroi pro] 京都西陣よろい 耐刃ベスト

出典:amazon.co.jp

「京都西陣yoroi」は、日本の伝統文化と最新技術を融合させた防護製品を提供するブランドで、そのルーツは古く、京都西陣の織物技術に由来しています。その中でも特に注目されるのが、防刃性能と快適性を兼ね備えた「セーフティインナーベスト」シリーズです。

今回、新たに発売された「新セーフティインナーベスト フロントフルカバーモデル 脇強化タイプ」は、多くのお客様からのフィードバックを元に全面的に改良されています。

このベストの最大の特徴は、業界最高水準と評される「超高強力ポリエチレン繊維」を使用し、京都西陣織の技術を活用して作られた耐刃防護生地が使用されていることです。この生地は、胸部と背中だけでなく、従来では守りにくかった脇部分にも適用され、さらに安心感を高めています。

また、着用時の伸縮性にも改良が施され、これまで以上に動きやすく、長時間の着用でもストレスを感じにくい設計になっています。特に脇部分の強化により、体の動きにフィットしつつも、重要な部分をしっかりと保護する仕組みが実現されました。

「新セーフティインナーベスト」は、普段使いにも適したデザインと、国内製造ならではの高品質を兼ね備えており、防刃性能だけでなく着心地にもこだわっています。

生地タイプは3種類、サイズは5種類とあなたにあった防刃ベストをお選びください。

国産の西陣織物技術を採用した防刃ベスト!

⑨[yoroi pro] 女性用防刃タンクトップ

出典:amazon.co.jp

「Yoroi Pro Safety & Cool」シリーズの女性用耐刃タンクトップ「SP-AF1」は、暑い夏の日にも快適に着用できる冷感素材を使用しつつ、業界最高水準の耐刃性能を実現しています。採用されているのは、特殊な「超高強力ポリエチレン繊維」。この素材は、耐刃性、耐摩耗性、さらには高い強度と弾性率を誇り、安全性を最大限に高めると同時に、優れた耐久性を発揮します。

さらに、この繊維のもう一つの特長は「熱伝導性冷感生地」としての性能です。ポリエステルや綿、麻といった一般的な素材に比べ、2倍以上の接触冷感度を持つため、肌に触れるたびにひんやりとした感覚を得られます。そのため、真夏の厳しい暑さの中でも涼しく快適に過ごすことが可能で、インナーとして冬の作業時にも活躍する、オールシーズン対応の優れた設計です。

デザインはタンクトップ仕様で、普段着としても違和感のないシンプルかつスタイリッシュな仕上がり。熱を伴う作業現場でのインナーとしても最適で、作業中のストレスを軽減しつつ、高い防護性を提供します。

安全性、快適性、そして汎用性を兼ね備えた「Yoroi Pro Safety & Cool SP-AF1」は、暑い夏の日常生活や特殊な作業環境での使用に最適な選択肢です。

レディースタンクトップです!
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⑩動きやすさや耐久性よりも低価格なら金属製

出典:amazon.co.jp

緊急!編集部でご紹介の防刃服が在庫切れが続いているため、低価格の防刃ベストもご紹介。

これらの防護ベストは、600デニールオックスフォード素材を使用し、強力な引張強度と耐摩耗性を備えた高耐久設計で、内蔵パネルにはマンガン鋼を隙間なく張り合わせ、自由に折り曲がる特殊製法により、防風性・防水性・静電気防止機能も併せ持つ高品質な防護ベストです。

これまでご紹介の防刃服に比べ重く、着心地は悪くなりますが、凶悪な殺傷事件から身を守るためには、一刻も早く対策をしたいもの。そこで、低価格でも比較的レビューの評価が良い本商品をご紹介。

この2つの商品は商品概要に類似する点が多いため、同一の製造元から供給され、異なるブランドや販売者が取り扱っている可能性があります。

価格が5千円以下と、一般的な防刃服と比べて破格なため、品質や性能差に違いが出てしまうものの、夜間の仕事や、通勤、人気(ひとけ)のない場所などで、今すぐに対応したい方は、これらの商品でも普段着でいるようりも何倍も安心感を得れると思います。

監修:鹿の角編集部
当サイトは、身近なトラブルやあらゆる危険から自身や家族を守るために、防災グッズ、カーメンテナンスグッズ、パソコングッズなどを紹介するサイトです。「鹿の角編集部」が監修し、品質、ブランド、コスパにこだわった独自の選定で商品を紹介しております。

防刃服のタイプで選ぶ

防刃服にはさまざまな形状や素材があり、用途や使用環境に応じて選べます。以下は、防刃服の代表的な種類です。

1. 防刃チョッキ(ベストタイプ)

  • 特徴
    防刃チョッキは胸部や背中を重点的に保護するタイプで、耐切創性と耐突き刺し性能を備えたモデルが多いです。軽量で動きやすく、スーツの下やカジュアルな服の上から着用できます。
  • 適している場面
    通勤時や警備員の業務用として人気。日常生活での自己防衛にも適しています。
  • メリット
    • 動きやすさを損なわない
    • 薄型で目立たないデザインも多い

2. 防刃ジャケット(アウタータイプ)

  • 特徴
    防刃ジャケットは、防寒着やアウトドア用アウターのデザインに耐刃性能を加えたタイプです。耐切創素材(アラミド繊維やスペクトラ繊維など)を使用し、ナイフや刃物からの保護性能が高いのが特徴です。
  • 適している場面
    防寒対策をしながら防刃性能を求める方におすすめ。外出時に自然に着用できるデザインが増えています。
  • メリット
    • 防寒と防刃を兼ね備えた機能性
    • 普段使いでもおしゃれなデザインが多い

3. 防刃インナーウェア(シャツやTシャツ)

  • 特徴
    防刃インナーウェアは、Tシャツやシャツの形状をした防刃服で、刃物の攻撃に対する第一層の防護を提供します。超高分子量ポリエチレン(SHMC)やアラミド繊維などの素材が使われています。
  • 適している場面
    目立たない防刃対策が必要なシーンや、軽量で快適な防護を求める方に最適。
  • メリット
    • 薄型で目立たない
    • 通気性が良く、長時間の着用に適している

4. 防刃パンツ

  • 特徴
    防刃パンツは、下半身を保護するための防刃服です。耐切創素材を使用し、刃物による切創や突き刺しから脚部を守ります。
  • 適している場面
    工事現場やアウトドア作業、警備の業務用として利用されています。
  • メリット
    • 全身を保護できる安心感
    • 動きやすさを重視した設計

最強の防刃服を見つけても、逃げるが勝ちを忘れないでください。

防刃服を着ると、特有の安心感を得ることができます。

無差別な強盗や、怨恨を抱いて激昂する相手に遭遇した際は、恐怖を和らげてくれるかもしれません。

一方で、強力な刃物や専門的な技術を持つ攻撃者には、防刃服の防御力も限られています。

刃物の種類や攻撃方法によっては、防刃服を突き破ることが可能です。そのため、防刃服を着用していても、逃げることを最優先にするべきです。

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