年間1.7万件超の侵入窃盗！
2022年（令和4年）の住宅対象侵入窃盗は１万5,692件、2023年には1万7,469件まで増加しています。
全国で1日あたり、約47件発生しています。
2023年12月19日のニュースでは、白昼堂々、閑静な住宅街でバールを使用し、ガラスを割りブランド物など数千万円を盗んだ空き巣被害が愛知県・名古屋市で発生しました。
そして、2024年においては、不在時を狙う空き巣から、現在の闇バイトによる大胆な侵入強盗事件と凶悪な犯罪に変わっています。
日本全国、都会でも田舎でも起こりうる住宅侵入は他人事ではありません。
この記事では、今すぐできる、1万円以内で導入できる防犯カメラを厳選してみました。ぜひ、参考にしてみてください。
目次
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侵入窃盗のターゲットとなりやすい場所
戸建住宅
集合住宅
一般事務所
生活環境営業
侵入窃盗の発生場所別認知件数(2022年）は、戸建住宅が30.5％と最も多く、集合住宅が11.1%、一般事務所が11.1％で生活環境営業（ホテル、パチンコ、深夜飲食店等）が8.1%と続いています。
侵入窃盗時間帯別 認知状況
出典：公益社団法人 日本防犯設備協会（2021年データ）
時間帯別表を見る限り、夜間から深夜、明け方の侵入が多いようで、家の中に住人がいる時間帯の可能性を考えれば、侵入者と鉢合わせしてしまうかもしれません。
手軽に購入できる屋外防犯カメラが欲しい
セコムやアルソックなど毎月定額サービスの安心感は良いですが、まずは、防犯カメラだけでも購入したいという方も多いのではないでしょうか。
そこで、編集部では1万円以内限定の防犯カメラを探してみました。
この価格帯で高機能なカメラを手に入れるためには、ネットワークカメラという選択肢になります。
ネットワークカメラとは、インターネットやLAN（ローカルエリアネットワーク）を介して映像や音声を送信・受信できるカメラのことを指します。
スマホやタブレットを使い映像を確認するのが一般的です。
防犯カメラの中でも、近年非常に人気が高まっていて、Wi-Fiが届く場所であれば、簡単に見守ることができます。実際編集部が購入したカメラも登場しますので、参考にしてみてください。
閲覧時期により価格が1万円を超えている場合もあります。閲覧先にてご確認ください。
編集部が選んだ、1万円以下の防犯カメラ
①塚本無線 WTW ごまちゃん2
出典：amazon.co.jp
1978年創業の塚本無線。1995年から始めた防犯カメラ部門では自社ブランド「WTW」として、開発、製造、販売まで一貫したサービスを展開しています。
ご紹介の「ごまちゃん2」はそのデザインから可愛らしい名前がついていますが、性能は300万画素のカメラと自動追跡機能がついた本格派。
パンチルト機能については水平方向に340°、垂直方向に95°の首振りができ、広範囲をカバーします。
自動追跡機能で、人や動物が映ると動きに合わせてカメラが自動追尾し、その様子をしかりと録画してくれます。
フルカラーの24時間撮影で、広範囲をカバーできるワイドレンズ搭載。
オプションのモニターがなくても、アプリを介してスマホで簡単に確認ができます。
コスパ最強のお手軽防犯カメラ
画素数 | 自動追跡 | 防犯灯 | 夜間カメラ | 録画容量（最大） |
|---|---|---|---|---|
1080P | ○ | ○ | ○ | MicroSD128GB |
表を指でスワイプ→
②TP-link Tapo C510W
出典：amazon.co.jp
画素数 | 自動追跡 | 防犯灯 | 夜間カメラ | 録画容量（最大） |
|---|---|---|---|---|
2K | ○ | ○ | ○ | MicroSD512GB |
表を指でスワイプ→
1996年に設立されたTP-Link。世界170か国以上で10億人を超えるユーザーにネットワーク製品を提供しているメーカーです。
TP-LinkのTapo C510Wは、高解像度の2K（2304×1296P）のクリアな映像で、細部まで鮮明に撮影できます。また、内蔵のスポットライトにより、夜間でもフルカラーで撮影が可能です。
パンチルト機能については水平方向に360°、垂直方向に130°の首振りができ、広範囲をカバーします。
人物を自動で追尾し、常にカメラの視野内に収めるスマートトラッキング機能で侵入者の動きをしっかりキャッチします。
録画映像は、最大512GBのmicroSDカード（別売り）や、Tapo Careのクラウドストレージサービスを利用して保存することができます。
Google HomeやAmazon Alexaと連携して音声コントロールが可能で、スマートホームの一部として活用できるのもポイントです。
設置も簡単で、付属のアンカーとネジを使用して壁や天井に取り付けることができます。
2Kの高画質と長時間の録画容量
さらにハイグレードなC520登場
③SecuSTATION 【Alexa対応】SC-DF45
出典：amazon.co.jp
三重県に本社を構える日本のメーカー「防犯ステーション」は、国内での充実したサポート体制を誇り、購入後も安心して使用できるよう、専属のサポートセンターを完備しています。
さらに、12ヶ月のメーカー保証が付いており、万が一不具合が生じた場合でも専門スタッフが迅速に対応してくれます。
SecuSTATION SC-DF45は、カメラが人を検出すると、即座にスマートフォンに通知が届く「人型検知機能」を搭載しており、動体検知や人型検知を用途に合わせて細かくカスタマイズすることができます。
この機能により、必要なときに必要な情報だけを受け取ることができ、防犯対策として非常に有効です。
初めての方でも簡単に導入できるよう設計されたSC-DF45は、使いやすさにこだわり、スマートフォンから簡単に屋外の様子を監視することが可能です。
アプリを通じてどこにいてもリアルタイムで映像を確認でき、家族や大切な資産を守る強力なパートナーとなるでしょう。
また、カメラにはマイクとスピーカーが内蔵されており、スマホを通じてリアルタイムで音声のやり取りが可能です。例えば、自宅の玄関先で訪問者と会話したり、敷地内に入った不審者に対して警告することができます。
さらに、Alexa対応により、音声コマンドでカメラの操作が可能となり、よりスマートな生活をサポートします。
日本ブランドの安心防犯カメラ！
画素数 | 自動追跡 | 防犯灯 | 夜間カメラ | 録画容量（最大） |
|---|---|---|---|---|
1080P | ○ | ○ | ○ | MicroSD128GB |
表を指でスワイプ→
④Anker Eufy Security Solo OutdoorCam C22
出典：amazon.co.jp
Ankerは、2009年にアメリカで設立されたテクノロジーブランドで、革新的なスマートホーム製品や充電デバイスで世界的に知られています。その中でも、Eufy Securityは、家庭のセキュリティを向上させるために設計されたスマートセキュリティ製品を展開するサブブランドであり、高品質で手頃な価格のセキュリティカメラが人気です。
Eufy Security Solo OutdoorCam C22は、屋外監視のために設計された優れた防犯カメラです。有線タイプであるため、バッテリー切れの心配がなく、常に安定した電力供給が確保され、24時間365日安心して使用できます。
130°の広い画角に加え、フルHDの高画質映像を提供し、細部まで鮮明に録画することが可能です。そのため、敷地内の動きや訪問者の顔などをしっかりと捉えることができます。
また、AIカメラが搭載されており、人やペットの動きを即座に検知し、自動的に録画を開始します。これにより、大切な瞬間を逃すことなく、必要な場面を確実にキャプチャーします。さらに、夜間や暗い場所でも安心です。動きを感知するとスポットライトが自動で点灯し、暗闇でも鮮やかなカラー映像を録画できるので、夜の防犯性能も抜群です。
設置に関しても、手間がかかりません。付属のシールで壁に穴を開けずに簡単に取り付けられ、マグネット式のカメラ台座により、角度調整や取り外しが簡単に行えます。これは、カメラの設置場所を柔軟に変更したい場合にも非常に便利です。
Ankerブランドの格安防犯カメラ！
画素数 | 自動追跡 | 防犯灯 | 夜間カメラ | 録画容量（最大） |
|---|---|---|---|---|
1080P | ○ | ○ | ○ | MicroSD128GB |
表を指でスワイプ→
空き巣が狙う家
別記事。ソニーのシステムセキュリティの紹介記事より抜粋
隠れやすい家
隠れやすい立地や周辺に高いフェンスや茂みがある家は、空き巣にとって魅力的なターゲットとなります。周囲からの視認性が低い場合、侵入をする際のリスクが減るためです。
単身者や長期不在の家
空き巣は空いている家を狙いやすく、単独で暮らしている人や長期間不在の家を特に狙う傾向があります。これは、侵入時の目撃や発見のリスクが低くなるためです。
見かけから貴重品がありそうな家
一般的な犯罪者は外観や周囲の状況を観察し、貴重品の存在が予想される家を選びます。高級な車が駐車されていたり、カーテンやブラインドから豪華な家具や電化製品が見えるなど、目に見える財産がある家を狙う可能性があります。
警備システムや防犯対策のない家
安全対策が不十分な家は、空き巣にとって攻撃しやすい標的となります。例えば、窓やドアの鍵が簡単に開けられる状態であったり、防犯カメラやセンサーなどのセキュリティシステムが設置されていない場合です。
すぐできるのは「防犯カメラ」を導入することで、不審者の侵入を迅速に検知できます。
また、センサーが作動すると警報が鳴り、近所の人たちにも知らせることができます。
防犯カメラで得られる5つポイント
①犯罪の抑止
家庭用防犯カメラは、泥棒や侵入者にとって大きな抑止力となります。カメラが設置されていることを知れば、犯罪を犯すリスクが高まると判断し、侵入や盗難を避ける可能性が高まります。
②証拠の確保
万が一、犯罪が発生した場合、防犯カメラの映像はその状況を捉える証拠として非常に価値があります。これにより、警察の捜査や裁判などの際に役立ちます。
③安心感
カメラが自宅の周囲や室内を監視しているということは、家族全員に安心感を提供します。特に、外出時や夜間における不安を軽減する効果があります。
④リモート監視
最近の多くのモデルにはスマートフォンやパソコンからリモートでの監視機能がついています。これにより、家を離れている間でも、自宅の安全を確認することができます。
⑤救急時の対応
カメラが異常な状況を捉えた場合、その情報を利用してすぐに救急サービスに通知するシステムも存在します。これにより、火事や事故などの緊急事態に迅速に対応できる可能性が高まります。