街中で着れる防刃服が欲しい
最近、物騒なニュースが絶えず報じられていますね。そのため、一般人であっても護身用の防刃（ぼうじん）服への関心が高まっているそうです。
防刃服は、セキュリティ関係の仕事や刃物作業をする人だけでなく、自己防衛や個人の安全確保のために選ぶ時代になってきたかもしれません。
防刃服は特殊な繊維で作られており、刃物による攻撃や刺し傷から身体を守る役割を果たしてくれます。一方で、防刃服を着ていると、周りの人々に威圧感を与えてしまうかもしれません。
そこで、普段から自然に身に着けられる、おすすめの防刃服を探してみました。安心な日常を過ごすために、防刃服の選択について考えてみましょう。
目次
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まずは防刃服の代表的な素材をご紹介いたします。
CFRP素材
炭素繊維強化プラスチックの略で、炭素繊維は非常に強度が高く、軽量で剛性もあります。プラスチック樹脂は耐久性や柔軟性を持っています。この異なる性質を持つ材料を組み合わせることで、優れた強度と剛性を実現します。
アラミド繊維
ケブラー素材という商標で有名なアラミド繊維は非常に強力な防刃繊維であり、耐切創性に優れています。軍事や法執行機関などで使用され、高い評価を得ています。一方で紫外線や水に弱いので適切な使用と保管が重要です。
スペクトラ繊維
スペクトラ繊維は、アラミド繊維と比較しても、さらに高い強度を持ちながらも軽量で柔軟性に富んでいます。実際には、同じ重さの鋼鉄の約10倍の強度を持っています。また、水や日光に対しても耐性を示し、耐候性に優れています。
数値は目安となり、実際の強度の比較は材料の構成や製造方法、テスト条件によって異なるため、一概にどの素材が優れているとは言えません。防刃性能は素材の選択だけでなく、製品の設計や構造、織り方、厚みなども重要な要素です。参考:https://ja.wikipedia.org/
どの素材も強度の強い素材のようですが、比強度においては差が出てくるようです。
比強度が大きいほど「軽くて強度が強い」ということを意味しています。
上記以外にもさまざまな素材がありますが、洋服としての機能性を損なわずに防刃対策できるものは、そこまで多くないようです。
強度があっても鎧のように動きづらければ日常生活では役に立たないのは明らかです。
編集部おすすめの防刃服5選
① 防刃シャツ 耐摩耗性 耐切断性
装着感は普通のTシャツに似ており、胸、背中と肩を保護します。
生地は、繊維防止素材で、超高分子量ポリエチレン等を組み合わせています。長時間涼しく快適に着用できます。
サイズもM/L/XL/XXLの4種類から選べます。
また、防刃パンツも販売しており、全身を刃物から守ってくれます。インナーとして着用できるため、普段使いをするうえでも申し分ありません。
②「高強度アラミド繊維」国際規格取得で驚きの防刃性能
ドイツ発のKiGOMEの防刃服は先進的な防刃パネル技術を採用。
この高品質なパネルは、アラミド繊維の強靭さと超高分子量強化複合材（SHMC）の組み合わせにより、ナイフや包丁だけでなく、五寸クギやアイスピックのような尖利な武器からも保護する能力を持っています。
更に、これまでの製品よりも薄く、軽量に仕上げられており、快適な装着感や柔軟性も実現しているため、普段着として使える最高の防刃服です。
③ベストタイプの「高強度アラミド繊維」防刃服
KiGOMEの防刃服のベストタイプです。
腕には保護具がないため、動きやすくインナーとしては最適です。
重要な胸部、腹部、脇腹などはしっかりと尖利な武器から保護する能力を持っています。
ベストタイプはこちら
④BladeRunner ケブラー パーカー
デュポン社の高性能防刃素材「ケブラー」がインナーとして採用された、英国のブレードランナー社の防刃パーカーです。
ブレードランナー社の商品は多くの国の警察や警備員に選ばれているため安心感があります。
また、洗練されたデザインと軽やかさを兼ね備えているので、サイズによっては女性にもおすすめです。
刃物に対する防御性だけでなく、アウトドア活動やDIYにも最適です。
女性にもおすすめ！
⑤最強の繊維「スペクトラ繊維」だから、Tシャツでも防刃
スペクトラ素材を活用した防刃Tシャツは、アラミド繊維の3倍の強度を持っています。
ナイフを当てても、その素材は簡単には裂けず、身体をしっかりと守ります。
スペクトラ繊維は、アラミド繊維の一部の弱点を解消した上で、水や汗、紫外線、さらには化学薬品への耐性も持っている優れた新しい素材です。
もともと、アラミド繊維の1.4倍の強度を持つこの繊維に、ファイバーグラスを特別な方法で加工することで、従来よりも3倍の耐切創性能を実現しました。
独特な硬さを持つ繊維を、インターロックの編み方で加工することで、薄手ながらも強靭な生地を生み出します。
この素材は、肌触りが良く柔らかなので、縫製手袋や他の耐切創防護用の衣服にも採用されています。
最強の防刃服を見つけても、逃げるが勝ちを忘れないでください。
防刃服を着ると、特有の安心感を得ることができます。
無差別な強盗や、怨恨を背景に激昂する相手と接する際などは、恐怖を和らげてくれるかもしれません。
一方で、強力な刃物や専門的な技術を持つ攻撃者には、防刃服の防御力も限られています。
刃物の種類や攻撃方法によっては、防刃服を突き破ることが可能です。そのため、防刃服を着用する際でも、常に逃げることを最優先に考えるべきです。